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2013年1月14日 (月)

神経質礼賛 865.消費期限と賞味期限

 私は神経質なので、食品の消費期限や賞味期限が気になる。消費期限とは弁当や生菓子など長く保存できない食品の食べても安全な期限、賞味期限は常温で長期間保存できる食品のおいしく食べられる期限、という違いがある。古いものは早く使ってしまいたいと考える。ところが、私の妻は、有機や無農薬などの自然食品にとてもこだわる割には消費期限や賞味期限には無頓着であり、消費期限を1週間や10日くらい過ぎた豆腐や食パンなどが冷蔵庫に眠っている。それを指摘しても結局は食べさせられるので、怒らせるだけ損だから最近は言わないことにしている。妻は「別に腐っているわけじゃないから大丈夫」と言うが、どうも気になる。まあ、これらの期限は絶対的なものではなく、自分の五感で安全性を確かめる力も必要であるとは思うけれど・・・。消費期限や賞味期限は気にし過ぎもいけないが、気にしなさすぎも困る。ほどよい加減がよい。


 強い確認癖がある強迫神経症(強迫性障害)の患者さんで、郵便物が整理できなくて困るという人がいた。もし、大切なものを見落として捨ててしまっては困ると思って全部取っているので片付かない、と訴えていた。どのくらいたまっているのか、と聞いたら、ある時、大きなショッピングバッグに一杯の郵便物を持ってきて見せてくれたことがあった。それには驚いたけれど、「
1年以上過ぎたものは賞味期限切れの食品だと考えて、思い切って捨ててみたらどうですか」とアドバイスした。これは他人ごとではない。私も郵便物が溜まってしまって困る方である。明らかに不要なDMはすぐに捨てるが、「とりあえず取っておこう」をやってしまうとどんどん溜まる一方である。職場でも、製薬会社からの文献やパンフレットや雑誌類がすぐに溜まってしまう。捨てがたい内容のものもあって、気が付けば机の上には山ができている。最近は、必要な文献はスキャナで取り込んでデジタル化するようにしているけれども、なかなか追いつかない。やはり、時間が経って使わないものは賞味期限切れとして、思い切って捨てるに限る。

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コメント

初めまして不安神経症・心臓神経症・パニックで20年つきあってます、先生のプロフイルで大原教授・森田先生に対するお心に感銘いたしました、森田先生・大原先生の神経質患者での一読者です、先生のブログに出会えましたこと嬉しく感じております、先生の軽妙なペンさばきはスッキリします、当方の家内は無頓着で消費期限どころか冷蔵庫内で乾燥させたり、かびさせてます、見つけるたびに言わなければなりませんが彼女も見つかった!との思いでしょうその時は嫌な表情を出しますね、後は平気です、年が行くと図太くなり素直さが無くなるのが寂しいですね、家内は整理ができないのか欲が強く出しきれずしまい込みすぎるのか?・・買い物しても上へ積み上げます、今までに幾度となく買い物の前に冷蔵庫の中を確認してイメージして買い物をするよう言ってますが・・・レシート!にはビックリ家計簿を付けてる様子もないのに古いレシートが(キッチンの)あちこちにマグネットで突き刺さってます、郵便物の束も引き出しに溜め込んでるようです、また、メールも消さずそのままが多いですね、性格でしょうか?神経質とは全く逆の発想のようなのですが・・考え方ですが先生は奥様とでバランスが取れてる感じですね、当方の場合は度を越して天秤が傾いてますが・・( ^ω^ )
これを機会に先生のブログ楽しみに読ませていただきます、ところで、頭のけがの原因は何だったのでしょうか??重症になる頭の怪我の原因がきになります、大事に至らず良かったです!

けんじ様

 コメントいただきありがとうございます。

 消費期限や賞味期限も多少のゆとりを持った設定になっているので、本当は保存状態が良ければ結構もつものなのでしょうね。

 料金明細通知やダイレクトメールの類は大量に送られてくるのですぐ郵便物は溜まってしまいます。最近は年金関係の通知もあります。個人情報ですから、捨てるのにも気を使います。それに加えて電子メールの整理もなかなか大変です。本当に上手に捨てる能力が要求される時代になっていると言えるでしょう。

 夫婦のバランスについて、以前、270話「神経質の相性」という記事に書きましたが、森田先生は次のように言っておられます。

(劇作家・倉田百三の「神経質同士の結婚はよくないようですね」という発言に対して)
 それはそうです。神経質同士は、お互いにその心持がわかり、心の底まで見透しているから、互いにその欠点を挙げあって、相手ばかりにそれを改良させようとする。グジグジといつまでも、しつこく言い争いをする。
 またヒステリー同士でも、これもいけない。喧嘩が早くて始末にいけない。
 また陽気の者同士もいけない。気が軽くて家のしまりができない。およそ結婚は、気質の異なった人が、うまく組み合わされるとよい。
 神経質の人は、気の軽い大まかな人と結婚するがよい。すると気の軽い人は、あの人はどうせ気難し屋だからといって大目に許し、また神経質の方では、どうせあれには、難しい事をいってもわからないといって、あまりやかましくいわなくなる。お互いに許し合うから円満になる。   (白揚社:森田正馬全集第5巻 p.729)

 ということは、けんじ様と奥様は実はベストカップルなのかも知れませんよ。ウチの場合は「言い争い」になる前に私が回避しているだけのことです(苦笑)。

 また、よろしくお願いいたします。

先生、ご返事有難うございます!先生のコメント夫婦のバランスについて・・その通りですね、確かにそうです、私は神経質で、先に気づいたり、心配したり、先々まで段取りしたりと取越し苦労でかかりますが家内は意外と行き当たりでやってます、そこでうまくいけば良いのですが、家内の場合は抜けてるところがあったりでつい私の方からの注意など言い争いもありますが、先生のコメントから察しますと家内の方からするとあの人はどうせ細かいし、気難し屋だからといって辛抱でしょうね、先生のアドバイス参考になりました!これからは、少し片目で見るように努力してみます!有難うございました!お怪我、経過良好で安心ですがまだまだ油断せずお大事になさってくださいませ!これからもこちらこそどうぞ、よろしくお願いします

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