神経質礼賛 872.マスオさんの健康管理
1月28日の読売新聞家庭欄に「手作りみそで若々しい声」という見出しで、TVアニメ「サザエさん」のマスオさんの声を担当している声優・増岡弘さんの記事があった。増岡さんは、お子さんの小児ぜんそくをきっかけに家族の健康を守るために、味噌作りを始めたそうだ。今では、声優仲間と一緒に大豆や麹を共同購入して作り、味噌の品評会をしているという。そして、マスオさん役になってから35年になるが、ほとんど風邪をひかないのだそうである。
アニメのサザエさんは24歳、マスオさんは28歳という設定ながら、増岡さんの実年齢は何と76歳。全く年齢を感じさせない溌剌とした声なのには驚く。さらに、波平さん役の声優の永井一郎さん、フネさん役の麻生美代子さんはともに80代だという。
もちろん、厳選した材料で手作りした味噌の効果もあるだろうけれども、普段から健康に気遣うことで、病気にかかりにくくなり、老化を遅らせることになっているのだろう。長寿アニメで声優の交代は容易ではない。仕事への責任感、良い意味での緊張感も若さを保ってきた要因だろう。そして仕事の上で若いマスオさんになりきることも精神的に若さを保ってこられた秘訣なのかもしれない。
« 神経質礼賛 871.追悼 岡本常男会長 | トップページ | 神経質礼賛 873.今年のインフルエンザワクチンはハズレ? »
« 神経質礼賛 871.追悼 岡本常男会長 | トップページ | 神経質礼賛 873.今年のインフルエンザワクチンはハズレ? »
コメント