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2013年2月 8日 (金)

神経質礼賛 874.まさかのために

 今週、勤務先の病院では、火災や地震などで避難する際に、すべての電気錠を一斉に開けるテストを連日行った。年に何度か患者さんたちを避難させる訓練は昼夜とも行っているが、電気錠のテストは新たに行われるようになったことである。非常時にはすばやく大勢が逃げ出せることが大切だし、かといって故障していて変な時に開いて事故が起きても困る。いざという時のために日頃からチェックしておくにこしたことはない。

 一昨日は、ソロモン沖地震があって、津波注意報が発令され、一部の地域では安全な場所への避難が行われた。結果的には被害をもたらすほどの津波は日本では観測されなかったが、たとえ50cmの津波でも足を取られて沖に流されてしまい命を落とすことがあるから油断はできない。津波注意報のため県内の観光地で遊覧船を運休したことについて責任者が「こういう時だからしょうがない」と新聞にコメントしていたけれども、「お客様の安全のためには当然です」と言えないようでは危機意識が薄い。

 また、同じ日に首都圏では大雪の予報が出て、今年の成人式の日のように交通が混乱したり転倒による負傷者が出たりすることが懸念された。バス会社では前日からバスのタイヤにチェーンを巻いて大雪に備え、カー用品店ではチェーンが売り切れた。混乱を防ぐため、JRでは電車の運行本数も少なくして対応した。実際には首都圏ではそれほど雪は降らず、予報がはずれたことや電車の運行本数を減らしたことに苦情が出ていたようだ。確かに不便だったのはわけるけれども、まずは大雪でなくてよかった、と喜ぶべきところではないだろうか。

 こうしたまさかのための準備は神経質人間が得意とするところである。

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