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2013年3月25日 (月)

神経質礼賛 889.健康長寿の食生活

 健康長寿を誇ってきた沖縄県だが、都道府県別平均寿命順位が25年前に比べて女性で1位から3位に、男性に至っては1位から30位に大きく後退しているという。若い人を中心に肥満度が高くなってきている。原因としてはステーキに代表されるアメリカ風の肉食の増加による脂肪と塩分の摂り過ぎ、清涼飲料などによる糖分過剰摂取、クルマ依存による運動不足などが挙げられている。

 りんけんバンドの歌に「一番くわっちー」(くわっちーとは御馳走の意味)という面白い歌がある。自分の家は裕福と言われているが一年中食べ物は「芋と豆腐とカラス小(グァー)」ばかり、この世の果てまで「芋と豆腐とカラス小」だという。この言葉が何度も出てきて頭に焼きついてしまう。カラス小って何だろうと疑問に思いながら20年以上経ってしまい、謎のままだ。豆腐と一緒に食べるスクガラス(アイゴの稚魚「スク」を塩漬けにしたもの)のことかなあ、と想像している。沖縄の伝統食はこの歌のように野菜と豆腐と海産物が中心だった。味も昆布ダシは利いているが塩分は少ない。そして貴重な豚や山羊をつぶして食べるのは特別な時だけだった。こういう食生活をしていれば、高血圧や高脂血症や糖尿病にはなりにくい。健康長寿の食生活である。しかし、若い人では「芋と豆腐とカラス小」では我慢できないだろう。

 現在の私たちの食生活をみると、昔に比べて魚よりも肉を食べることが多くなっていて、脂肪摂取量が増えている。冷凍食品やインスタント食品ではどうしても塩分を摂り過ぎる傾向にある。食は楽しみという側面もあるから、あまり気を使いすぎるのもいけないだろうけれど、健康のためには時々チェックしてみる必要がある。TPP参加により関税障壁がなくなって安い牛肉が日本になだれ込んでくると、日本人の食生活もさらに一変してしまうかもしれない。

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