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2013年3月29日 (金)

神経質礼賛 890.色黒の七徳

 女性の場合、古代から色白は美人の条件の一つとされてきた。「色の白いは七難かくす」という言葉がある。七難とは仏教の教えにある七種の災厄とも、単に「多くの」を示す言葉とも言われている。白は神聖さの象徴であり、「潔白」とか「白星」とかいうように良いイメージがある。もっとも、この言葉は、不細工な顔だけど色白だからごまかせている、という意味にも取られかねないので、女性本人に直接言うのはよろしくないだろう。


逆に、森田正馬先生は『生の欲望』の中で、「色黒の七徳」と題して次のように書かれている。


 
皮膚の色の黒いものの七徳とは、一には、汚れ目見えず、浸み際立たず、二に健康相に、三に女難・男難除け、四に強さうに見え、五に威厳あり、六に夜逃げするとき、人の目にかゝらず、而して其の第七徳とは、暗がりのために、我れツイ之を見落としたり。(白揚社:森田正馬全集 第7巻 p.255



 一、二、四、五は確かに言える。男性ばかりでなく、現代の女性にも合点がいくところかもしれない。私も歳とともに顔にほくろやシミが増えてきて、もう少し色黒だった方が目立たなくてよかったかな、と思う。それに赤面が目立たないから、赤面恐怖にはなりにくいだろう。三は不明だ。六と七は、もちろんジョークである。


 
 今の若い女性たちのように色白になりたいと美白の化粧にこだわったり、逆に色黒になりたいと日焼けサロンに通ったり、ということはあるだろうけれども、色白も色黒も生まれつきの部分があってどうにもならない。


 
 人間の性格もこれまたどうにもならない。努力次第で変化する部分も多少はあるが、遺伝的に最初から決まっている部分と育った環境で決まる部分が大きい。どんな性格にも良さはある。それぞれの持ち味を生かしていく他はない。神経質な性格を嘆く必要は全くない。むしろ神経質は優れた面を持っているのだから、神経質の良さを大いに認め、その良さを生かしていけばよいのである。

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