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2013年4月10日 (水)

神経質礼賛 894.PTAうつ・町内会うつ

 3月・4月は入学、入社、異動、転勤などで生活上の大きな変化が出やすい時期である。また、季節的に、体調変化をきたしやすい時期である。そのため、うつなどの気分障害が増える時期でもある。特に女性のうつを引き起こすストレス要因として、PTA役員、町内会(自治会)の役員がある。実際、外来の女性患者さんでPTAの役員になってしまったとか、町内会の組長・班長が回ってきたとか、場合によってはその両方が一度に重なってしまったとかをきっかけに、うつ状態に陥ったり、強い不安に襲われたりする人はよくいるものである。

 学校のPTA役員は、なり手がいなくてクジやジャンケンで決めているという話をよく聞く。町内会の役員も、かつてはその地区で大きな商売をしている人が引き受けていたが、今では個人商店の衰退や高齢化のために引き受ける人がいなくなってきている。何度も役員決めの会合を開くことになる。「ウチだってやったんだから誰だってできる」と言う人もいるけれども、実際には個人の負担が非常に大きい。絆は大切だけれども、時代に見合ったPTAや町内会にしていく必要があるのではないだろうか。「昔からやっている」という決まり文句に縛られずに、なるべく会合を減らしたり、効果の少ない行事は廃止したりする事業仕分けが必要だ。

私が住んでいる町では、以前、廃品回収は子供会の仕事だった。トラックを運転できるお父さんがトラックを借りてきて運転し、各家の前に出された新聞紙や雑誌やダンボールをお母さんたちがトラックに積み、学校に運搬する、ということをやっていた。わが家が子供会の会長となった年には妻がトラックの荷台に乗って働いてくれた。数年前に、ようやく業者に委託となって、子供会の負担は減った。祭りの時には2日間、お母さんたちが小学校のグランドにテントを立てて焼きそばの模擬店をやっていたが、これも仕入れたものを売るだけに負担軽減となっている。赤い羽根や緑の羽根の募金も町内費から一括にして、組長さんが集金して回る手間は減った。まだまだリストラして負担軽減を図る余地はあるはずだ。町内会は防災のように住民の安全・健康を守るための組織に特化して、祭りや旅行など諸行事は愛好者がボランティアで行いそれが集まらなければ廃止したらよいのではないだろうか。

本来、学校の生徒・父兄のためのPTAであり、住民のための町内会であるはずだ。「うつ」を作るような組織ではいけない。

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