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2013年4月 1日 (月)

神経質礼賛 891.腰痛

 3月28日付毎日新聞に、米ワシントン大学・東京大学などの研究チームによる、健康に脅威を与える病気や障害についての研究結果が紹介されていた。日常的に支障をきたし健康寿命を縮める病気や障害は、2010年の分析で日本では1位が腰痛、2位が脳卒中、3位が虚血性心疾患だったという。この結果を見ると、「たかが腰痛」では済まされない。

 最近の厚生労働省の発表によれば、仕事を4日以上休んで労災と認定された腰痛はここ10年間で3倍近くに増えているという。社会福祉施設で介護にあたっている人たちに腰痛が多いと言われている。

 その腰痛であるが、ヘルニアや脊柱管狭窄症とは異なり、ハッキリした原因がわからない非特異的腰痛が腰痛全体の約8割を占めている。ぎっくり腰もその一つだ。日本整形外科学会と日本腰痛学会が作った腰痛診療ガイドライン2012が出版されている。それによれば、痛みがなくなるまで安静にするのではなく、できるだけ早く体を動かすのが治療のポイントなのだそうだ。また、心理的ストレスが腰痛に大きく関係し、慢性的な腰痛には運動療法と認知行動療法が有用とのことである。


 
 神経症も同じことである。さらには慢性化したうつ病も同様の場合がある。症状がつらいからといって仕事や学校や家事を休んで寝ていたところで良くはならない。悪化するばかりである。「神経質が自己の苦悩のうちに埋もれて布団を被って寝ておれば、心身の機能は自然に沈下低減していくことは、当然の帰結である」という森田先生の高弟・古閑義之先生の言葉の通りである。無理はいけないが、健康人らしく行動していくのが一番のクスリである。

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