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2013年4月 5日 (金)

神経質礼賛 892.PM2.5とタバコの煙

 北京をはじめとする中国の大都市で大気汚染が問題になり、PM2.5が話題になっている。大気汚染のため深い霧がかかったようになっている大都市のニュース映像は衝撃的だった。PM(Particular Matter)とは粒子状物質のことで、例えば粒子径2.5μm(1000分の1mm)以下の大気中の微粒子をPM2.5と呼んでいる。より大きな粒子状物質に比べ、このような微小の粒子状物質は地上に落下せずに大気中を浮遊し、健康への悪影響が大きいと考えられている。微小なため、通常のマスクでは防ぐことができない。これらが偏西風に乗って、日本に飛来しており、各地でPM2.5の測定を行い、数値が高い時には注意を喚起ようになってきた。

 神経質な皆様はPM2.5を心配されていることと思う。しかし、実は身近なところにもPM2.5は存在する。それは、タバコの煙、特にフィルターを介さない副流煙である。アメリカ環境保護局の基準によれば、一般の人々の呼吸器に症状があらわれて「危険」とされるPM2.5の濃度は1立方メートルあたり66-150μg(1gの1000分の1)、それ以上は「非常に危険」とされているが、喫煙が自由な居酒屋で測定すると500μgを超え、これは大気汚染がひどい時の北京並みの汚染度だという。分煙の禁煙席でも完全に仕切られていない場合には300μgにも達するという(平成2543日の日本経済新聞より)。利用客はもちろん、汚染された空気に長時間さらされる従業員の健康にも悪影響があるだろう。路上喫煙者の後ろを歩いていてモロに副流煙を吸わされるのはかなわない。家庭内でも誰かが吸えば、家族を危険にさらすことになる。たとえベランダで吸っても、呼気に含まれていたり、衣服に付着したりして、室内に発癌微粒子が長時間漂うことになる。PM2.5を問題にする前に、タバコの副流煙対策を考えてほしいものである。

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コメント

7年前に禁煙し以来タバコをやめました。
他人の吸うタバコにはすごく敏感で「敵視」してる感じですhappy01

人の迷惑を考えたら、本当に限定された場所でしか吸えないし、残り香もあります・・

規制が甘いのは商売や税金のしがらみでしょうねsad

たらふく様

 コメントいただきありがとうございます。禁煙されて7年は立派なものです。
 私の会社員時代、ヘビースモーカーだった人が完全禁煙して、「よくあんなものを吸っていたと思う」と言っています。やめてみて初めてその害がわかるのではないでしょうか。
 新幹線は今では全車禁煙になりましたけれど、乗車すると席に荷物を置いて、すぐに喫煙ルームへと走っていく人がいます。戻ってきた時の悪臭はハンパないです。周囲にPM2.5を垂れ流しているわけです。
 タバコ関連産業からの政治献金を受けている政治家がのさばっているうちは、路上喫煙禁止はむずかしそうです。

こんにちは。
煙草の副流煙とPM2.5が同一なのはショックです。私も禁煙して7年になります。やはり健康面の理由が一番でしたが、喫煙所を探す面倒や、風下の人への迷惑など、喫煙の快感より不自由さや嫌悪感の方が強く感じる様になりました。自分が喫煙者だったので、今でも喫煙に関しては自分が我慢する方ですが、こうして副流煙の怖さを知ると、そう寛容でもいられません。これからは居酒屋も禁煙や分煙があたりまえになるのかも...ですね。

KAZU様

 コメントいただきありがとうございます。

 そうですね。居酒屋も喫煙所以外は禁煙にして、安心しておいしい料理とお酒が楽しめるようになったらもっとよくなるでしょうね。

 かつてはタバコの煙が充満していた精神科病院も今では喫煙所以外は禁煙、中には院内完全禁煙という病院もあります。健康のためには必要なことです。

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