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2013年7月22日 (月)

神経質礼賛 928.タブレット型パソコンと電子書籍

 病院を訪問してくる製薬会社の若いMR(medical representative医薬情報担当者)さんたちは皆タブレット型パソコンを持ってくる。それで説明するのはいいが、すぐ「動画を見てください」になってしまうので、時間がかかってよろしくない。最近のMRさんは文系出身者が5割、理系出身者が3割、薬学部出身者はわずか1割程度だという。文系出身でまだ経験の浅いMRさんたちにとっては自社で作った動画を見せれば間違いないし安心ということなのだろうが、自動車のセールスとはわけが違う。高校や大学で化学の勉強をしていなければ基礎から勉強し直し、薬学の本をいろいろ読み、疾患やその治療法について勉強し、訪問先の病院の医師や薬剤師から得た情報を整理して、自分の言葉で表現できるようにすることが必要である。

 近頃は小学校でもタブレット型パソコンを授業で用いているところがあるそうだ。キーボードを使わないタブレットPCは子供たちの方が早く慣れるかもしれない。

 スマートフォンを持っていない私もタブレット型パソコンを買ってみた。グーグルのNexus7(16GB)という2万円弱の機種である。保健所の依頼で行っている精神保健相談の際に、説明に使う図表などの資料を入れておいて相談者に見せることができたらいいだろうな、と考えてのことである。パソコンの画像データをUSBケーブル経由で送ったものを見ると、写真はなかなかきれいに表示される。7インチという画面サイズは老眼の人間には限度のサイズである。かといってこれ以上に大きいと片手で持つのが大変になる。だから7インチは妥当な大きさだと思う。小さい字や画像はスマートフォンと同様に指でナデナデして広げて見ることはできるけれど、やはり不便だ。それと文章入力には時間がかかる。パソコンのキーボードのようにはいかない。使い慣れるのにはまだまだかかりそうだ。

 このタブレット型パソコンには最初からサンプルとして無料の「青空文庫」から夏目漱石『こころ』、芥川龍之介『藪の中』、太宰治の『人間失格』の3冊が入っている。試しに『藪の中』を読んでみた。電子書籍を読むのは初めてである。画面の大きさは文庫本1ページよりも大きいので、字の大きさも十分で読みやすい。短編なのですぐに読み切ることができた。ただ、ページ数が多い書籍だと扱いにくいだろうと思う。紙の本と違ってパラパラめくって眺めたいとか、前に読んだところにちょっと戻って見直したい、というのには向かない。短編小説、ブックレット(小冊子)向きである。もし森田療法の入門書を電子書籍で作るとしたら、紙媒体ならば1冊のところを電子書籍では数冊のブックレットに分けた方が読みやすいだろうと思う。

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