フォト
無料ブログはココログ

« 神経質礼賛 974.靴 | トップページ | 神経質礼賛 976.餅つき »

2013年12月13日 (金)

神経質礼賛 975.健康的食生活による自殺予防効果

 今週、いくつかの新聞に、国立国際医療研究センターや国立がん研究センターなどによる、食生活と自殺との関連研究結果が紹介されていた。9万人の男女を8年半にわたり追跡した大規模な調査である。具体的には、対象者の食生活を、野菜や大豆や海藻などを中心とした健康型、肉やパンを中心とした欧米型、御飯や味噌汁を中心とした伝統型(日本食)の3タイプに分け、自殺との関連を調べたものである。それによると、野菜・果物・イモ・キノコ・大豆・海藻・魚の摂取が多く緑茶をよく飲む健康型では、そうでない人に比べて自殺リスクが半分以下に減少し、欧米型や伝統型ではそうした差がでなかったという。健康型の食事に多く含まれる葉酸やビタミンCなどはうつ病を予防する効果があり、自殺を減らした可能性があるとしている。

 すばらしい研究ではあるけれども、結果についてはいろいろな考察が可能であり、単純に栄養の影響だけではないかもしれない。健康型の食事を作るのにはフライパン料理と違って手間暇かかる。御飯・味噌汁・焼魚・漬物の和食よりも健康型はさらに手間暇かかりそうだし食べるにも時間がかかりそうな気がする。愚考すると、それだけ料理を作る時間的・経済的ゆとりがあり、主婦(主夫)が作ったそうした食事をゆったり家族で楽しめる精神的にも安定した生活環境にあって、そのために、うつ病になりにくく自殺も起こりにくい、ということもあるのではなかろうか。

 最近では、高齢者も体力を保ち健康を維持するためには、肉を摂取した方が良いと言われようになってきた。うつ病や自殺リスクだけでなく、いろいろな疾病のリスクを考えれば、必ずしも「健康型」でなければいけない、ということではなく、結局は肉や乳製品も含めていろいろな食品を偏らずにバランス良く食べるのがベストなのだろうと思う。

« 神経質礼賛 974.靴 | トップページ | 神経質礼賛 976.餅つき »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 神経質礼賛 974.靴 | トップページ | 神経質礼賛 976.餅つき »

最近のトラックバック

2018年11月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30