神経質礼賛 1020.トレインフェスタ
一昨日の土曜日は午前だけの勤務だった。その前日のニュースで、土日の2日間、トレインフェスタ2014というイベントがあると知ったので、仕事帰りに途中の駅で降りて、ちょっと寄り道していくことにした。天気もよく、会場前の広い芝生広場には家族連れがシートを広げて弁当を食べている。そして、無料のミニSLに乗ろうという子供たちの行列ができていた。会場の大ホールに入ってびっくり。普段はコンサートや講演会などに使われている広いフロアいっぱいに鉄道模型のジオラマが作られている。これは壮観だ。15の県内・近県の鉄道クラブ・同好会がそれぞれ線路・模型・機材を持ち込んでデモ走行させているのだ。模型の総数は5000両だという。私にとっては、やはり昔の緑と橙ツートンカラーの東海道線車両が懐かしい。大学生時代は東京から帰ってくる時に乗った、そして医大生時代には通学に毎日乗った、ボックスシートの各駅停車の電車を思い出す。模型の車両内にはLEDの青白い車内照明が点いていて、夜汽車の雰囲気がよく出ている。さらに、模型の運転席のビデオカメラから写したジオラマの風景が画面に表示される。会場に来た子供たちに操作させてくれるようなところもあった。車掌さんの制服を来たクラブ会員も見かける。入場者には投票用紙が渡されていて、得票数で「ベスト鉄道クラブ賞」や子供の人気を集めた「キッズ賞」や女性の人気を集めた「鉄子賞」が決められることになっているので、各クラブとも力が入っていた。他の階には、子供向けの鉄道工作コーナーや制服を着ての記念撮影や鉄道写真展示や駅弁販売コーナーや鉄道会社のグッズ販売コーナーなどがあって、家族連れでも一人でも楽しめる企画となっていた。お堅い県が関係したイベントにしては創意工夫がこらされていて、とても良かったと思う。
会場を出て、現実世界に戻る。神経質スイッチONである。前回重くて買いきれなかったダイコン・ジャガイモ・タマネギなどをスーパーで買って、実家に届けに行く。
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