神経質礼賛 1029.組み立て家具
このところ、実家で使うためのちょっとした家具を買っている。ホームセンターだとかニトリで買うと、自分で組み立てなければならないものが多い。これが意外と手間と時間がかかる。カラーボックスとかTV台程度でも、30分から1時間弱は組み立てに要する。まず、傷をつけないように注意を払いながら、部材を全部出して並べる。欠品がないかどうかチェックする。使う道具はプラスドライバーか付属の六角レンチだけで済むが、ダボ(ギザギザが入った円柱の棒)に木工用ボンドを塗りつけて穴にはめ込まなくてはならない所もある。これは間違えると後で大変なことになるので慎重にしなくてはならない。神経質の生かしどころである。説明書を見ながら、よく確認しながら組み立てていく。ドライバーは押し込むと回転するスクリュードライバーがとても便利である。ちょっと面倒だなあと思いながらも組み上がると、達成感があって、うれしいものである。中学生の技術家庭科の工作を思い出し、つい、また別のものを組み立ててみたくなる。
先週は壊れたソファの代わりとなる、一人用の小さなソファを二つ買ってきた。消費税増税前の駆け込み需要で品切れになっていて、一時は2か月待ち、5月の初めに注文した段階では3週間待ちだった。1個の重量が18kg。車の後席を倒して前席を一杯まで前に移動させ店員さんに入れてもらった。2個入れると、ギリギリで、運転席は窮屈だしルームミラーで後方が全く見えず、ちょっと運転が怖かった。自分一人で出して家まで運び込むにも一苦労。汗だくである。組み立ては2カ所をビス止めするだけで大した手間ではなかった。
組み立て家具の厄介なところは、梱包されていた段ボールの始末である。月1回の資源回収の日まで置いておいたら場所を取って大変なことになる。面倒でも早めに紙ヒモで縛って、ホームセンターの古紙回収ボックスに持ち込むようにしている。嫌なことは先送りしないことが大切である。
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