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2014年6月11日 (水)

神経質礼賛 1034.ホワイトクレーマー

 日経メディカル6月号に「困った患者2014」という特集記事があった。「台頭するホワイトクレーマー」という副題が付いていて、いろいろなパターンが書かれている。TV番組やネット情報を鵜呑みにして自分が望む治療を強要する、長い待ち時間に怒り「遅くなったからタクシー代を出せ」などの理不尽な要求をする、無理難題を押し付けて入院期間を長引かせる、検査が正常だったから検査料を返金しろとか治療費を払わなかったりする・・・。専門家に言わせると、現代では誰がいつ切れるかわからない、怒りの沸点が下がっている、とのことで、「その筋」のブラックな人ではなく普通のサラリーマンや主婦がホワイトクレーマーになってしまうという。背景としては、サービス・権利意識の高まり、医療に対する過剰な期待、マスコミによる医療報道の増加といったことが、医療関係者の意見として挙げられている。しかし、これは医療に限ったことではなく、いろいろな場面でありそうであるし、社会全体の風潮でもあるような気がする。待てない・キレやすい人が増えている。スマホに代表されるような便利道具に慣れて不便が我慢できない、そして人と人の関係が希薄化していることも背景にあるように思う。

 「ハルシオンを出せ」「リタリンは買えるか」と言ってくる人や、女性職員を脅して料金を払わずに帰ってしまうような人もいることは以前に書いたけれども、そうしたブラック系ばかりでなく、クレームをつけてくる人はいるから注意が必要である。待ち時間という点では、神経質ゆえとても気をつけている。外来診療は一応9時からだが、私は8時30分には外来に行って仕事を始めるようにしている。9時までの間に2、3人診察しておくと、午前中の混雑が緩和できる。そうは言っても、状態が悪い入院患者さんの診察のために病棟へ行かなければならない時もあったり、初診の人に時間がかかってしまったり、長時間一方的に自分のことを話し続ける外来患者さんにつかまったりすることもある。こればかりはどうしようもない。そんな時には次の患者さんが入室した時に「大変お待たせしてすみません」と言っている。

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コメント

「そんな時には次の患者さんが入室した時に「大変お待たせしてすみません」と言っている。」

沸点低太郎poutのわたくしは
スーパーのレジでアクシデントで余計に待たされた時にムカッときます。
「大変お待たせしてすみません」が当然な時にも言わないレジ打ちには怒りを感じます。
そして四分先生はさすがですね。
(しかしそうじゃない人間が多いから、先生もさぞ沸騰していらっしゃるでしょうhappy01

たらふく様

 コメントいただきありがとうございます。

 スーパーなどのレジ待ちの時、なぜか自分の所だけ進まなくて、他のレジはどんどん流れていく、という状況はムカムカきやすいですね。高齢のお客さんで時間がかかってしまうのは仕方ないとしても、店員さんのレジ打ちが極端に遅いとか操作ミスでレジを誤動作させてしまうとかだと、さすがに沸点を超えかねません(笑)。そんな時には突沸しないようになるべく他へ目を向けるように気をつけています。

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