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2015年7月10日 (金)

神経質礼賛 1164.VHFアンテナの活用

 TVの放送は現在ではデジタル化されている。従来のアナログ放送を受信するには1-12ch用の大きなVHFアンテナと13ch以上用の小さなUHFアンテナが必要だった。いわゆる地デジになって地上放送は全てUHF帯になり、大きなVHFアンテナは不要になった。しかし、あえてそれを取りはずして処分した御家庭は少ないのではないだろうか。

 そんなVHFアンテナにも活用の場はある。かつての1chから3chまではFM放送の周波数帯のすぐ上の領域であり、TVの音声だけ受信できるFMラジオもあった。だから、FM放送受信用のアンテナとして利用することも可能である。ただし、FMの送信所とTVの送信所と方向が異なる場合には向きを変える必要があるが。

わが家でリビングに置いてあるCDラジオには買った時に附属していた室内アンテナ(といっても2m位の長さの単なるコード)を使っていたが、ステレオ放送ではノイズを拾いやすく、室内を人が歩くだけで受診状態に影響していた。丁度アンテナ端子がTVの端子と同じものだったので手持ちのTV用アンテナコードで接続してみたら、ステレオ放送でもノイズが入らず安定した受信ができ、音楽番組がきれいな音で楽しめるようになった。「物の性(しょう)を尽くす」、役に立たないでいたVHFアンテナが能力を発揮できるようになったのである。

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コメント

音楽を愛する四分先生ならではの記事です

昔はラジオから流れる音楽を必死に録音したものです。
FM放送は丸々一曲かけてくれるので貴重でした。

最近はラジオ放送の録音はもっぱら無料ソフトのRadikoolで行っています。
すごい時代になったものです

(最新版が出ましたがわたくしはまだRadikool 3.10.6→リンクを愛用しております

たらふく様

 コメントいただきありがとうございます。

 そうですね。昔はFM番組表の雑誌があって時々買っていました。「エアチェック」したい番組があると、ノイズが入らないように蛍光灯を点けたり消したりしないよう家族に協力してもらって録音したものです。今は何でもネットの時代。全く、隔世の感がありますね。

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