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2015年7月 3日 (金)

神経質礼賛 1161.傘の花

 雨の日の出勤は少々気分が重い。駅への地下道に入って濡れた傘をたたみ、広がらないようにベルトを回して止めるのにもひと手間かかる。時々、傘をスキーのストックのように大きく後ろに振りながら歩いている人を見かけるが、これは通行人に当たる可能性があって危険である。私は神経質らしく、なるべく地面と垂直を保ち、後ろに振らないように心がけている。電車の中では濡れた傘が他の人と接触しないように気を付ける。駅から職員送迎車に乗る。ハイエースの助手席は乗り降りがしにくい。身長の低い女性職員さんが多いので、助手席にはたいてい私が座ることになる。雨の日に傘を畳んで荷物と一緒に持って乗り込むにはドア際のハンドルを片手で握り「よっこらしょ」である。道路は渋滞している。雨の日は子供を学校へ送るのに車を出す親が多いことも一因だろう。

 広い歩道いっぱいに小学生たちが元気に登校していく。「傘の花」という言葉の通り、色とりどりの傘がとてもきれいである。私が子供の頃は、男の子は黒い傘、女の子は赤や黄色の傘が多かったように思う。今では鮮やかな原色やらパステルカラーやら模様のついた傘など実に多彩である。傘の花たちがピョコピョコ上下しながら流れていく様子を眺めていると雨の日の鬱陶しさを忘れている。

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コメント

混んだ電車でリュックを背中に背負ったままの人間はまず神経質者ではないですね

手で口を覆うこともなしに、人に向かってくしゃみや咳をする人も、違いますね。

携帯で話してるのも違いますね。

こういう人を見て頭カッと来るかは、神経質者でも分かれるかもしれません

(最近は自転車を駐車するとき、自分のの左側にぴったりと置く人間にすごく立腹します

たらふく様

 コメントいただきありがとうございます。

 おっしゃるように、電車の中で見かけるリュックを背負った人、体を振るたびに周囲の人に当たっていても気が付きません。まさに「神経質が足りない!」であります。新幹線の座席での電話、高齢者はデッキまで行くのも大変だから仕方ないにしても、サラリーマンが大声でやっているのを見ると、本当に腹が立ちます。目の前に「携帯電話はマナーモードに」とか「デッキでお願いします」とか書いてあるのに。お互い、キレないように、気を付けましょうね(笑)。

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