神経質礼賛 1174.ラッピング電車
新静岡⇔新清水間を走る地元・静岡鉄道の電車にラッピング車両がある。「コカコーラ」「午後の紅茶」などの商品や地元私大の宣伝以外に、期間限定で家康公400年祭宣伝用の全面黒塗りに金色の葵の紋が入った重厚な電車や劇団四季のミュージカル「美女と野獣」静岡公演宣伝の電車が走っている。先月末からはアニメ放映25周年を記念した「ちびまる子ちゃん」のラッピング電車が走り出した。ピンクとベージュのツートンカラー。正面に運転士の帽子をかぶった「ちびまる子ちゃん」が描かれ、側面にはクラスメートたちが描かれている。なかなか楽しい。静岡鉄道のホームページに、それらの期間限定ラッピング電車の運行ダイヤを公開していることを最近知った。
ちなみに1年間の広告料は電車2両1編成全面ラッピングの場合500万円、ハーフラッピングで270万円、ドアのみで180万円なのだそうである。デザイン費も入れたら結構な金額になりそうだ。ラッピングの名前の通り、ペイントではなくフィルム貼りであるから、簡単に剥がしてまた付け替えられるようになっているらしい。
踏切で電車が通り過ぎるのを待つ時間は長く感じられるものだが、こういったラッピング電車が通って行くと電車のデザインに注意が行くためか待ち時間がそれほど気にならない、というメリットもある。注意が外に向いていれば「症状」が気にならなくなるのと同様である。
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