神経質礼賛 1195.格安スマホ
今まで長いことプリペイド携帯を使ってきた。とても古い機種で今の「ガラケー」に比べるとかなり分厚い。3000円のカードで2カ月使えるので使用料は実質月1500円。たまに公衆電話代わりの通話・待ち合わせや急ぎの用事の時のショートメールがあれば用が足りる。妻も同じ機種を使っていた。しかし、妻からは「写真を撮る時に古くて恥ずかしいから買い替えて欲しい」と言われ、私のもバッテリー交換を2回しているがそろそろ寿命なので買い替えることにした。普通のスマホを使っている子供たちの料金は月6000円以上。私は家でも職場でもインターネットはパソコンが主なので、用途はやはり通話とメールが主であり、データ通信をそれほど使うわけではない。そこで格安スマホを買って、通話料金込みのY!mobileにしてみた。月1GBの高速データ通信と10分以内の無料通話がセットになったプランに故障保障を付けて税込だと月4000円弱になる。友人と長電話する妻の方はさらに月1000円プラスで通話し放題プランにした。タッチパネルに慣れていないためか操作ミスが多い。まだスマホのメリットはあまり感じていない。「雨雲が近づいています」というローカルな気象情報が入ってレーダー画面が表示されるのは良いとしても、どうでもいい芸能ニュースまで通知がくるのはうるさく感じる。今までパソコンで使ってきたWebメールが外出時にスマホでもチェックできるのは助かる。さらに、見知らぬ土地へ行った時に自分がいる周囲の地図がチェックできたり、乗換案内が調べられたりするのはとても便利かなとは思う。
歩きながらスマホを使っている人をよく見かける。片手にスマホ・片手にタバコというような輩もいる。こうなるとダブル依存症である。駅の階段を降りながらスマホを使っている人、自転車に乗りながらスマホを操作している高校生を見ると、危ないなあ、と思う。神経質にはそんな芸当はできない。駅のホームや電車の中で一生懸命スマホを操作している人の画面はあらかたゲームの画面である。そんなに急ぐ用事があるはずもない。
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