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2016年4月 1日 (金)

神経質礼賛 1251.桜餅

 今年は桜の開花が少し遅かった。一昨日、患者さんたちのレクリエーションのお花見は、やっとチラホラ咲き始めたところだったそうだ。昨日、自宅近くの公園の桜を見ると日当たりの良いところは三分咲きになっていた。この週末はちょうど見頃になるだろう。お菓子屋さんの店先には「桜餅」の貼り紙があって、桜餅も満開といったところか。

私が子供の頃に食べた桜餅はもっぱら餡の周りを円筒形に薄皮で包んでその外側を塩漬けした桜葉で巻いたものだったように思う。これは関東風で「長命寺」というのだそうだ。江戸時代に隅田川の桜の落葉を塩漬けにしたものを利用して向島の長命寺にお参りに来る人々に売られたのが始まりだと言う。ところが最近では店頭に並んでいる桜餅は、道明寺粉で作った餅を桜葉で巻いた関西風(京風)の「道明寺」を見かけることが多いように思う。長命寺は主に関東・東北で作られ、道明寺は主に近畿・北陸以西で作られていて、静岡県はちょうどその境にあたるから両方見かけるのだろう。近頃の桜餅に関しては東軍より西軍の方が優勢なのかもしれない。そして、桜餅に使われる桜葉は伊豆地方の特産物であり、長八桜餅と言って2枚の大きな桜葉で餅をサンドイッチした独特のものもある。どの桜餅もそれぞれに美味しい。

桜餅を食べる時にいつも迷うのは、桜葉をはがすか、それとも一緒に食べてしまうかである。一緒に食べると桜葉の香りが口いっぱいに広がる反面、ちょっと塩気が強いし葉の筋が気になる。はがして食べるとせっかくの桜葉を捨ててしまうことになり惜しい。どちらにするか実に悩ましい。私はどちらかというと桜葉も一緒に食べることが多い。しかし、葉が大きい場合ははがしている。ちなみに桜葉の香り成分のクマリンは通常の摂取量では問題ないが大量に摂取すると毒性があるという。葉をはがして十分に香りを楽しんでから餅を食するのがベストということか。

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