神経質礼賛 1278.ジャガイモ
森田療法の患者さんたちが畑作業で野菜を収穫してくると、職員出入口に近い廊下の隅の机の上に並べ、無人販売が行われている。このところキュウリとともにメークイン・キタアカリといったジャガイモが並んでいる。一昨日、病棟の仕事を終えて廊下を歩いていたら、大量のキタアカリが並び、「今年最後の収穫です」と書かれていた。一袋150円。スーパーで買えば倍以上の値段である。これはぜひゲットしなくては。サイフを開けてみると、あいにく50円玉がない。そこは神経質。突然小銭が必要な場合に備えて自分の机の中にはフィルムケースに500円玉から5円玉まで揃えてあるのですぐに取ってきて買った。仕事帰りに母のところへ届ける。
キタアカリは男爵芋系であり、形は丸っこい。メークインに比べると煮崩れしやすく煮物にはあまり向かずコロッケやマッシュポテト向きと言われているが、歯が悪くなった母には煮物でもちょうどよいかもしれない。ジャガイモと言うと、でんぷんの塊・高カロリー・太るというよからぬイメージがある。しかし、そのでんぷんがビタミンCの熱崩壊を防いで、煮物にしてもビタミンCが結構残っているという。そしてカロリーも実は御飯よりも少ないし、カリウムを多く摂れるから高血圧を心配する人によい。ジャガイモは意外にも健康食なのである。
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