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2016年7月 4日 (月)

神経質礼賛 1282.神経質の半休日

 一昨日は高校時代の弦楽合奏部の集まりがあって、東京に行ってきた。私より5年後輩の人たちが中心になって、4年に1回、東京で集まっている。なぜかちょうどオリンピックの年である。午前の仕事を終えてすぐに新幹線で行っても時間があり余るし、暑さが厳しいので、安上がりな小田急線経由でゆっくり新宿に出た。熱中症対策にスポーツドリンクをカバンに入れ、時々飲む。中央・総武線に乗り換えて久しぶりに秋葉原に寄る。学生時代に電子部品やオーディオ製品を買い求めによく行った頃とはすっかり様変わりしている。駅を出てすぐのラジオ会館。ここはすべて家電の店と電子部品屋だったのが、1階入ってすぐは中国人や韓国人向けの東京土産の店に。上の階もフィギュアやアニメやエロ漫画の店だらけになってしまっていた。5階に昔からある部品屋の若松電商が規模を縮小してかろうじて営業していた。ガード下の電気店の多くもシャッターが閉まっているか別の店になっている。その代り食べ物屋はかなり増えている。ラーメン店、丼物屋、カレー屋を多く見かけ、食事をする場所に困る街だったのがずいぶん変わった。私が中学生の頃からある秋月電子通商(旧・信越電機)は健在だった。店頭には電子部品やキットの電子基盤が並び・店の中は客でごった返している。とてもホッとする。ヘッドホンアンプキットを買う。長いこと半田ごてを手にしていないけれど、何とか作れるだろう。その後、有楽町で降りて出光美術館へ。開館50周年記念「美の祝典」ということで伴大納言絵巻が展示されていた。さらに江戸絵画の華やぎ、というテーマで、昨年京都で展示されていた酒井抱一の風神雷神図屏風や八ッ橋図屏風が展示されていた。やはりこうした日本絵画は大きな美術館よりもこういうこじんまりした美術館で静かに見るのが似つかわしい。見終わってから給茶機で冷たいお茶をすすり、座って皇居を眺めながら休憩できるのが、この美術館のいいところである。売店で仙厓さんの「堪忍柳」などの禅画の絵葉書を買う。その後、中国人・韓国人たちであふれる銀座を歩き、ヤマハへ行き、楽譜をいろいろ探す。店を出る前に1階には面白い形をした新型のサイレント・ヴァイオリンが展示されているのに気づき、足を止める。ヴァイオリンとヴィオラの両方の音域が弾ける5弦のものが8万5千円。従来の機種よりずいぶん安い。店員さんの話では今までは浜松工場で作っていたが中国で生産することで大幅に安くすることができたとのことである。それから新橋から品川に向かった。OB会で懐かしいメンバーと酒を酌み交わし3時間近く歓談した。品川駅から新幹線に乗る。満席のためずっとデッキに立って帰った。帰宅してすぐシャワーを浴び、着た物を洗濯して干しておく。そして一息つく。神経質らしい欲張りな一日だったと思う。

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コメント

アスファルトの照り返しで逃げ場のない都心を見事に堪能されましたね。
「食事をする場所に困る街だったshock」。秋葉原は本当にそうでした。いっときは寂しい死んだ街にもなっていたのですが、歩行者天国や、海外からの観光客で復活し、混雑する街になっています。
 わたくしも高校の同窓会がだんだん活発化してきまして、今でも美貌衰えぬ女子が複数いることに驚嘆し、奮い立っておりますhappy01

たらふく様

 コメントいただきありがとうございます。

 かつての秋葉原は食事をする場所がなかった、という事情をよく御存知ですね。ガード下の電子部品屋・ジャンク屋(中古電子基板などを売る店)が集まっている奥に地下に降りていく階段があって、そこに「壺」という小さなラーメン屋があり、よくワンタン麺を食べた記憶があります。その辺の店員さんしか入らない店でした。今では食べるところが随分増えたのと、メード服やセーラー服姿で歩いている女性が増えたのと、外国人で溢れているのと、まさに隔世の感があります。
 たまに同窓会に出ると、若々しく元気な女性陣に圧倒されますね(笑)。

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