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2016年10月23日 (日)

神経質礼賛 1317.地域格差と年代格差

 今朝の毎日新聞の日曜くらぶ(日曜版)「新・心のサプリ」のテーマは「秋刀魚の値段」だった。筆者の海原純子さんは東京23区内にお住まいのようで、地下鉄駅近くのスーパーの魚売場ではある店で二尾680円、別の店で二尾780円、そして少し離れた商店街の魚屋さんでは一尾200円だったそうである。ところが、ちょっと高級品を並べているスーパーでは何と一尾880円もして驚いたとのことである。心療内科医の海原さんはこうした価格の大きな違いが主観的格差観を生み出すことを懸念しておられる。そして、食べられないつらさを抱える人が増えないようにと思いながら生活することが格差拡大の歯止めになることを期待したい、と結んでおられる。

まさにその通りだと思う。そして、都心にお住いの海原さんには御理解しにくいことだと思うが、地方ではさらなる大きな格差問題がある。肉屋さん八百屋さん魚屋さんといった街の小売店が店をたたんでしまい、郊外の大型商業施設へ車で行かなくては、買物も思うようにできないのである。車の運転ができないとか車を手放した高齢者はいわゆる「買物難民」となっている。生協の宅配を利用すればいいじゃないか、と言われるかもしれないが、買物をする喜びや何を買うか頭を使うことを高齢者から奪ってしまうのは問題が大きい。認知能力の低下を早めてしまう心配もある。経済的格差だけでなく、便利な東京都心との地域格差が存在し、年代格差も存在するのである。今は元気で車を運転したり長い距離を歩いたりしていろいろな店に買物に行けても、いつかは自分も買物困難の身になるのだろう、それは辛かろうと、弱い立場の人のことを考える平等観も必要だと思う。

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