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2016年11月27日 (日)

神経質礼賛 1329.ワンポイント森田の学会発表

 今年の森田療法学会では「デイケアにおける森田療法的アプローチの試み」と題してワンポイント森田を発表した。森田療法学会で発表するのは15年ぶりである。当時はまだパワーポイントが使えず、パソコン画面をスライド用ポジフィルムに撮って写真屋に現像に出していたから、作り直しが大変だった。ずいぶん便利になったものだ。そしてパワーポイントのファイルと学会誌掲載用抄録のファイルをUSBメモリに入れて持参するだけである。そこは心配性の神経質なのでメモリをなくしたら、あるいはメモリが読めなくなっていたら大変だと考え、使用するUSBメモリはポケットに入れ、同じ内容を記録した別のUSBメモリをバッグに入れておく。一般演題の発表時間は10分、質疑応答5分となっており、発表開始後10分経過で警告ベルが鳴り、その後1分ごとに警告ベルが鳴る。あまり長いと、迷惑をかける。延々としゃべり続ける神経質の足りない発表者はありがちである。練習して時間を調整しないのだろうか。400字で約1分が相場なので、発表原稿を作れば字数でもわかるはずだ。私の発表は、原稿がちょうど4000字。最後のスライドでベルが鳴り、10分をほんのわずかにオーバーで済んだ。座長の先生やフロアの出席者からも好意的な御意見・御質問をいただくことができた。


 
 毎回のワンポイント森田の内容はデイケアのスタッフが利用者さんたちと模造紙に書いてデイケア室入口近くの壁に貼ってある。それだけではもったいないということで、各病棟の壁にも巡回掲示している。おかげで病棟を歩いていると自分の担当でない名前も知らない患者さんから急に話しかけられ、「感情の法則がとてもためになりました」とか「幻聴への対処法が参考になってよかったです」などと言われる。予想しなかった波及効果である。ワンポイント森田が少しでも役に立ってくれればこんなにうれしいことはない。

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