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2017年1月20日 (金)

神経質礼賛 1347.大寒

 今日は大寒。これから半月ほど厳しい寒さが続く。あまりありがたくない時期と思いがちだが先人たちは逆にこの寒さを利用していた。水が冷たいということは雑菌も少なくなるので、味噌、醤油、酒の仕込みに適している。現代のような科学的な知識はなくても体験的に知っていたのだろう。高野豆腐や寒天もこの時期に作られる。ちなみに大寒の卵、ということがある。寒さでニワトリが産む卵の個数は減るが栄養があるのだそうだ。寒さを乗り切るには良いかもしれない。大寒の卵を食べると金運に恵まれると宣伝している店もあるようだ。

 この時期、木々の葉が落ち草は枯れる。けれども春に向けてじっと準備をしているのである。寒さのピークが過ぎれば少しずつ動き始めていく。人もまた同じ。多かれ少なかれ気分が良く動きやすい時もあれば真冬のように気分がすぐれず動けない時がある。今はまるでダメだとがっかりすることはない。冬が永遠に続くことはない。今はエネルギーを蓄える時だと考えればよい。そして、ボチボチ仕込みを始めればよいのである。春は遠くない。

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コメント

今見ることができる画像は "日限地蔵さん" でしょうか? とても癒やされます。
「冬が永遠に続くことはない。今はエネルギーを蓄える時だと考えればよい。そして、ボチボチ仕込みを始めればよいのである」
 このお言葉にもとても励まされます。感謝です

たらふく様

 コメントいただきありがとうございます。

 暦通りの厳しい寒さになっていますね。今の写真は藤枝市の瀬戸川近くにある日限地蔵です。中央の日限地蔵さんのお顔も面白いのですが、左側の川除地蔵さんのお顔はもっとユーモラスで見るとつい笑いたくなってしまいます(右側の馬頭地蔵さんは小さくて顔がよくわかりません)。笑う門には福来る、です。

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