神経質礼賛 1368.スマホ老眼
どうもスマホは苦手である。画面が小さいから老眼の身にはキビシイし、キーボードを使わずタッチパネル画面をナデナデしたり叩いたりして文字を入力するのはハードルが高い。パソコンが使える環境では私は絶対にパソコンを使う。もっぱら外出先でメールをチェックしたり電車待ちの時間にニュースを読んだり天気予報を見たり簡易デジカメとして使っている。確かに便利ではあるけれども目がとても疲れる。一番厄介なのが家電量販店のレジでスマホ画面に会員のQRコード画面を出す時だ。あらかじめQRコード画面を出しておいてから入店するようにしている。これは何とか慣れた。しかし、サービスのポイントクーポンを出すとかややこしい話になると、もうアウトである。「画面をもう少し明るくしてください」などと言われると「!」である。店員さんにお願いするとニッコリ笑って操作してくれるが、内心「しょうもない爺さん」と思っているに違いない。どんどん使えば慣れるのだろうけれどもそれを拒否しているからいけないのである。
駅のホームで10分くらいスマホ画面のニュース記事を読んでから遠景を見ようとすると目のピントが合いにくい。これは老眼ゆえである。最近では若い人のスマホ老眼が問題になっているそうである。肌身離さずスマホを持ち歩いて長時間あの小さな画面を目から近い場所で見ていると、目に多大な負担がかかり、早くから老眼になってしまうというのだ。20代や30代で老眼になってしまったら不便だろうと思う。精神科の立場からすると夜間のスマホ連用は睡眠障害の一因になりはしないかと心配でもある。若い人たちはスマホという便利道具で健康を害することがないように気をつけて欲しい。ましてや他人に危害を加えるおそれのある自転車スマホや階段での歩きスマホは神経質が足りない。論外である。
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