神経質礼賛 1371.蛍光管ローテーション
新年度に入り、例年ならば桜満開の時期なのに、ようやく昨日になって開花宣言が出たところである。例年にない寒さもおさまってきた。そこで昨年末にサボってやっていなかった蛍光器具の掃除をした。1年以上放っていると、白いプラスチックのカバーが汚れ、内側には小さな虫の死骸があったりする。メンテナンスが楽なように5か所の蛍光器具は全て同じ型のシーリングライトで買いやすい丸型40W+32Wのものである。蛍光管は黒ずんでから交換するとか、点灯しなくなってから交換するといった方も多いかもしれないが、私は暗くなり始めたら早目に交換してしまう。神経質の心配性ゆえかもしれない。夜、突然に切れて暗い中で交換するのは大変だからだ。使用頻度が高いダイニングの物をを新品に取り換え、それを他の部屋の中で一番古くなっているものと取り換えている。タイヤローテーションならぬ蛍光管ローテーションである。これでしばらくは安心だ。
今年の4月からは蛍光管の廃棄の仕方が変わった。従来は燃えないゴミとして他のものと一緒に廃棄することができたが、4月からは蛍光管だけ別の袋に分けて出すことになった。蛍光管には水銀が含まれていて、最近それが問題になっているからだそうだ。何でも廃棄する時のことを考えてモノを買わなければならない時代である。白熱電球は少しずつLED電球に交換しているが、蛍光管を使った器具はそうはいかない。グロースタータを使う器具の直管型蛍光管の代わりに使えるLEDはすでに販売されているがインバータ型の器具には使えないし、丸型蛍光管の代わりに使えるLEDは販売されていない。いずれは器具をLEDシーリングライトに交換すれば数年から十数年はそのままで済むことになる。しかし、LEDそのものを交換することはできないから寿命が来たら器具全体の交換が必要になる。何の前触れもなく急に点灯しなくなったら厄介だろうなあ、と今からもう心配している。
« 神経質礼賛 1370.忖度(そんたく) | トップページ | 神経質礼賛 1372.サヤエンドウとグリンピース »
コメント