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2017年6月30日 (金)

神経質礼賛 1400.実行するに限る

 どうも気分が乗らない、やりたくない、という時がある。重篤な身体の病気のために衰弱しているとか、本格的なうつ病のために精神的エネルギーが枯渇しているとかであれば、十分に休養を取るのが最優先であるけれども、そうでない場合には休んでばかりいたのでは状況は悪化するばかりである。「神経質が自己の苦悩のうちに埋もれて布団を被って寝ておれば、心身の機能は沈滞低減していくことは自然の帰結である」と古閑義之先生(森田先生の高弟で慈恵医大教授→聖マリアンナ医大学長)が言われた通りになってしまう。森田先生は次のように言っておられる。


 
 凡そ人は、事業にまれ・思想にまれ・歌にもあれ、(一)見聞により・書を読む事によりて、心引かれ・誘ひ導かれ、(二)活動し・表はし・書く事によりて、身心の活動益々盛んとなり、(三)実行し・思慮・考察する事によりて、益々精練す。この三事情が、交互に作用して、其活動を益々発展強大にするものなり。唯人間は、活動するに限る。実行するに限る。下手の将棋は休むに似たり。手をこまぬいて、徒に屁理屈に耽けるほど、馬鹿げたるはなし。(白揚社:森田正馬全集 第7p.355


 
 頭でっかちの神経質人間は、仕事の手間を頭の中で計算し、めんどうだなあと思うと理屈をこねてやらなくてはならないことを回避しようとしがちである。めんどうなことは避けたい気持ちはよくわかるが、そこで我慢して実行に移してみる。ここが分かれ目なのだ。最初の一歩はとても大変である。しかし、二歩目、三歩目はだんだん出やすくなる。動き出したらしめたものである。止まっている自転車を漕ぎ始める時は力が要るが動き出せば簡単には止まらないのと同様、心身の活動が活発になる好循環が得られる。行動を積み重ねていけば成果も得られる。人からは良く評価されてそれが自信にもつながる。よりよく生きたいという「生の欲望」に沿って行動して自己実現ができるようになれば、「神経質は病氣でなくて、こんな仕合せな事はありません」(白揚社:森田正馬全集 第4巻 p.386)という森田先生の言葉の通りになっているのである。

2017年6月26日 (月)

神経質礼賛 1399.そのまま前進

 現在、京都森田療法研究所の6月11日付ブログに、森田正馬先生の直弟子にして三聖病院の初代院長だった宇佐玄雄先生の講話音声が公開されている。病院閉院の際、森田療法にとって貴重な歴史遺産と言うべき数々の物品が廃棄寸前となっていた。三聖病院にお勤めになっておられた岡本重慶先生が私財を投じて病院横のマンションを借りられ、そうした物品を保管された。難を逃れた品々の中には、宇佐玄雄先生の講話の録音があった。今回、患者さんの日記を題材とした2時間余りの講話の録音から抜粋で、1.あるがまま(3分39秒)、2.そのまま前進(1分20秒)、3.煩悶即菩提(3分3秒)、と仮題を付けて公開されている。宇佐玄雄先生の少々早口の熱い語りは必聴である。長い年月を経た今にしても新鮮であり、時の流れを越えてパワーをいただける感じがする。東大路を走る自動車の音に交じって市電の走行音や警笛の音も入っていて、閉眼して聞けばタイムトラベルして数十年前の三聖病院の講堂にいるかのような不思議な臨場感がある。森田正馬先生の講演レコードの音声はメンタルヘルス岡本記念財団ホームページに公開されているし、鈴木知準先生の講話は知準先生の教えを受けた方々の正知会によりCDとなっていて関係者にお願いすれば聴くことができるかもしれない。宇佐玄雄先生の講話が公開されるのは全く初めてであり、研究者のみならず、神経症に悩む多くの人々にもぜひ聴いていただきたいと思う。岡本重慶先生の御労作に深謝いたします。

 今回公開された部分では、「あるがまま」(31話・250)という言葉にとらわれた誤解をしないようにという御注意もある。嫌だ、面倒だ、体がだるい、だから「あるがまま」に寝転んでいる、は間違いであり、嫌だ、面倒だ、体がだるい、そういったことはそのままに行動していくのが「あるがまま」であるという主旨のお話しをしておられる。さらに、苦しいのを取ろうとすることはしないで、そのまま前進していくよう指導しておられる。

 神経質人間は、苦しいことは少しでも避けようと、はからいがちである。実はそのことがとらわれを深め、新たな苦しみを作り出して、悪循環に陥るのである。頭で考えるのはやめ、とにかく体を動かして、そのまま一歩でもいいから前進することが大切だ。損得勘定はさておき、森田先生が言われたように、尻軽く手を出していく、そうなればしめたもので存分に能力が発揮できるようになり、神経質性格は長所として生きてくるのである。

2017年6月23日 (金)

神経質礼賛 1398.タマネギ

 このところ森田療法の畑ではタマネギとジャガイモ(1278)の収穫が盛んになっていて、院内の無人販売所にはタマネギ1袋3個入り100円、ジャガイモ1袋8個入り150円で並んでいる。つい両方買ってしまうとずっしり重い。それらを手にぶら下げて帰りの電車に乗っていると、はて今日は一体何をしに行ったのか、という感じである。わが家では新タマネギだとスライスして鰹節とポン酢をかけて食べることが多い。でも私は炒めたり煮たりした時の甘いタマネギの味が好きである。さらにタマネギの天ぷらやフライは大好物だが、家では揚物をしないので食べられない。昔は惣菜としてタマネギやジャガイモのフライ(フライドポテトではなくパン粉を付けて揚げたもの)が売られていたものだが、近頃は見かけないのが残念だ。

 栄養分析表を見るとタマネギにビタミン類はそれほど多く含まれてはいないが、それ以外のありがたい成分がある。タマネギを切った時に強い香りを発する催涙成分の硫化アリル特にアリシン(ニンニクやネギにも含まれている)は血小板凝固抑制作用、いわゆる「血液サラサラ」効果を持っているし、ビタミンB1の吸収率を高めるスタミナ効果がある。辛味成分の硫化プロピルには血糖値を下げる効果があり、苦味成分のケルセチンには脂肪の排出効果があるという。催涙、辛味、苦味といった一見ありがたくない成分が実は有用であるのは面白い。タマネギは常温で保存がきくのもいいところだ。洋食・和食を問わず、炒め物、煮物、揚物、時には味噌汁の具にもなる。目立たないけれども料理の名脇役である。地味ながらいい味を出す有能な神経質人間と同じである。

 

2017年6月19日 (月)

神経質礼賛 1397.睡眠薬を飲んだら運転不可

 お笑い芸人T氏が14日午前2時頃中、都内で意識朦朧状態のまま運転し、道路のセンターラインをまたがる所に車を停車させて眠っていたという。蕁麻疹のため投薬されていた抗アレルギー薬のアレジオン(20mg)2錠、短時間型睡眠薬のレンドルミンD0.25mg1錠、睡眠薬ベルソムラ(20mg)1錠を牛乳とともに服用し、銭湯から運転して帰る途中で意識朦朧となって、通りかかったタクシー運転手の通報で警察が出動したということだ。事故を起こして犠牲者が出なかったのは幸いだった。非常識な薬の飲み方だとはいえ、安易な睡眠薬処方にも問題がある。また、調剤薬局は薬剤服用歴管理指導料を取って患者さんに正しい服薬のしかたについて指導を行うことになっているが、きちんと行われていたのだろうか。服用する側が理解していなければ説明したことにはならない。

 アレジオンは花粉症の治療によく使われ、現在は薬局でも販売されるようになった。第2世代抗ヒスタミン剤の中では最も眠気が少ない薬である。しかし、通常用量の倍の2錠を処方したら、眠気や注意力低下が出やすくなる可能性がある。レンドルミンDが血中最高濃度に達するのは服用後約1時間、ベルソムラが1.5時間位。血中半減期はレンドルミンDで7-8時間、ベルソムラが10時間とされている。いずれの添付文書にも「就寝直前に服用させること」と書かれている。短時間型睡眠薬の常識である。また、ベルソムラの添付文書には食事を摂って服用すると効果発現が遅れるとともに最高血中濃度が上昇することが書かれていて、「食事と同時又は食直後の服用は避けること」という記載もある。睡眠薬を服用してから入浴したために風呂で溺死する事例もある。

 T氏は以前から睡眠薬を常用していたとの報道もあるので、実際には過量服用していた可能性も否定できない。意図的な過量服薬でなくても、睡眠薬は一過性の記憶障害を起こすから、飲んだことを忘れて、また飲んでしまうこともある。特に睡眠薬常用者の場合、医療機関や薬局で、前回処方した日数よりも早く再処方していないか、といったチェックも十分していく必要がある。

2017年6月16日 (金)

神経質礼賛 1396.何はさておきシートベルト(2)

 先週の土曜日の朝に起きた東名高速での事故は、バスのドライブレコーダー動画がニュースで放送され、衝撃的だった。いきなり反対車線から中央分離帯を越えて乗用車が飛び込んできたのである。バスの乗客に死者が出なかったのは不幸中の幸いとしか言いようがない。バスの運転手さんが咄嗟の判断でハンドルを少し左に切って減速しながら停車したのと、運転手の奥さんのバスガイドさんが乗客に繰り返しシートベルト着用を呼びかけていてほとんどの人がシートベルトをしていたため、バスは大破したにもかかわらず被害を最小限に食い止めることができた。以前書いたスキーバス事故では、シートベルトをしていなかったために多くの若い命が失われた(1226話)。自分の身を守る唯一の手段がシートベルトである。心配性の神経質人間はシートベルトをするが、そうでない方も乗ったらすぐにベルト着用を心掛けてほしい。

 乗用車を運転していて亡くなられた医師は精神科医と報じられている。確か元は小児科医だったはずだ。話をしたことはないが、珍しい苗字なので名前と顔は覚えている。私が大学助手をしていた21年前の医大の「教官総覧」が手元に残っていて、それには小児科の助手として記載されている。個人情報保護が言われる前のものだから、経歴や研究論文名ばかりでなく、顔写真と生年月日まで記載されたトンデモないものだ。他の大学の職員をしていたボーダーラインの女性患者さんから、「教官総覧に先生も載っていますね。見ましたよ」とニコニコしながら言われてドッキリした経験がある。亡くなられた方は数年前に小児科から精神科に転じたものと思われる。この春、県内の公立病院から愛知県内の大きな精神科病院に転勤となり、東名高速を使って通勤していた。死因は病気ではなく多発性外傷、制限速度内で走行していたというから、事故の原因はわからない。たまたまその日は代車を使っていたとか、たまたま事故のあった区間は分離帯脇に盛土があってジャンプ台になってしまったとか悪い偶然が重なったことが報じられている。いずれにせよ、高速道路を運転しての長距離通勤はリスクが高い。時間はかかっても電車とバスを利用するに越したことはない。

2017年6月14日 (水)

神経質礼賛 1395.トイレットペーパーの三角折

 ネットのニュースを見ていたら、トイレットペーパーの三角折の話題があった。よく、清掃員が清掃済みであることを示すために、トイレットペーパーの端を二等辺直角三角形状に折っている。男子トイレだと普通に使用した後に三角折をする人はいないのだが、女性の場合は一種の礼儀作法としてトイレットペーパーを三角折する人がいるらしい。それに対して「誰が触ったかわからない」「気持ち悪い」と強い不快感を示す人がいるということだ。ちょっと神経症の不潔恐怖の過剰反応のようにも思える。しかし、よく考えてみれば、折った部分はわずかではあるが使えず無駄になるわけだし、手間をかける分トイレの滞在時間も長くなってしまう。そして手指で直接触って折るのだからやはり衛生上問題がある。例えば昨今食中毒の原因としてよく話題となるノロウイルスは本人が気付かずに不顕性感染していることもありうるのだ。むやみに触って感染リスクを高めるのはまずい。感染予防の理由から三角折禁止の貼り紙をしている病院もあるのだそうだ。これから高温多湿の食中毒シーズンに入る。三角折の習慣はやめて他のことに気配りした方が良い。

2017年6月12日 (月)

神経質礼賛 1394.街の魚屋さん

 スーパーや大型ショッピングセンターの影響で、街から八百屋、肉屋、魚屋、といった生鮮食品を扱う個人商店が姿を消して久しい。私が住んでいる地区で魚屋さんは一軒だけである。一方通行の狭い道路に面した小さな店で駐車場はなく、近隣の人たちが歩いて買いに来る。普段は通らない道なので、今まで買ったことはなかった。土曜日に刺身を食べたいなと思い、仕事帰りにちょっと回り道をして初めて買いに行ってみた。先客が終わったところでマグロの中トロを注文すると「今日はいいのが入ってますよ」と切ってくれる。白身魚は何かありますかと尋ねると「ヒラメとホウボウが入っているけれど、ホウボウは好き嫌いがあるからねえ」と言われてヒラメにする。しめ鯖と生シラスも頼む。「ウチのしめ鯖はちょっと味が変わってるって言われることがあるんですよ」と言いながらしめ鯖に包丁を入れてくれる。「ワサビを付けますか、それともショウガにしますか」と言われてショウガにする。スーパーでトレイに入った刺身パックを選んで買うのがすっかり普通になっていたので、店主と話をしながら魚を買うというのが何とも新鮮に感じた。実際に食べてみると、やはりスーパーで買ったものと比べると鮮度が良くて美味しい。しめ鯖も塩分控えめで魚そのもののうま味が口に広がる。変わっていると謙遜しながら店主自慢の味付けなのだろう。知りたがりの神経質なので、ホウボウってどんな魚かなと調べてみる。面白い形をした魚である。今度行った時にはホウボウを試しに買ってみようと思う。


 消えゆく街の魚屋さんということから、ふと消えゆく森田療法という言葉が頭をよぎる。不眠や不安を訴えて受診してくる神経症圏の人の多くはてっとり早く症状を消し去ってくれる薬を求めている。中にはネットで薬を調べ上げて薬の銘柄を指定してくることもある。黙って御希望の薬を処方すれば効率が良いし、薬欲しさにせっせと通っていただければ医療機関は儲かるけれども、薬の売人に徹することは私にはできない。森田先生のようにその人の日常生活習慣にスポットを当てた上で「病気ではない」「薬はなるべく飲まない方が良い」とやってしまうのである。

2017年6月 9日 (金)

神経質礼賛 1393.電子マネー

 いつも行きつけのスーパーのレジで店員さんから、「お支払は電子マネーにしますか?」と突然言われて驚く。わけもわからず「いえ、現金で」と答える。最近そのスーパーでは、電子マネーの日とやらが毎週あって、電子マネーで買うとポイントが5倍になる。高齢の御婦人たちまでもが電子マネーを使っている。新しく電子マネーのカードを作るのも嫌なので、自分には関係ないと思っていた。スーパーのホームページを見てみたら、すでに持っている電車・バスのプリペイドカードを兼ねたポイントカードが実は系列スーパーでも電子マネーとして使えるようになったということをやっと知った。自分も知らないうちに電子マネーを持っていたのだ。JR東日本のSuicaやJR東海のTOICAといったカードと同様である。

 昨日、初めて使ってみた。レジの横にカードを乗せるところがあって、検知すると「チャッキリ!」とガイド音がして精算済みであることを知らせてくれる。電子マネーにすればレジでの支払いが迅速に行える。省力化によってレジ要員を減らして人件費圧縮を目論んでいるのだろう。クレジットカードと違ってあらかじめ現金をチャージしておかなくてはならないから、使い過ぎてしまう心配はない。レジで小銭を用意する手間が省けて便利でもある。ただし、カード単独では残額がわからないのと、カードを紛失した時に使われてしまう危険性もあるのが欠点だろう。それと頭の中で釣り銭を計算して受け取ったお釣りを確認するとか、あらかじめ端数の小銭を用意するとかいうことがなくなるのは楽である反面、頭を使わなくなってボケを早めるのではないか、などと神経質人間としては心配している。すでにパソコンばかり使っていて漢字が書けなくなっており、電子マネーでさらに暗算力も怪しくなりそうだ。

2017年6月 5日 (月)

神経質礼賛 1392.取越苦労(2)

 小心者の私は先の予定がとても気になって、あれこれ準備しなくてはと細かいことが心配になる。仕事で書かなければならない書類は次から次へと発生するので、とにかく早く作成しなくてはとハラハラする。生命保険の年払いや固定資産税や自動車保険や所属学会年会費など払うことが決まっているものは1か月以上前からお金を封筒に入れて用意しておき支払期間に入ったら即支払う。全くいい歳して、もうちょっと大胆になれないだろうか、と思うこともたまにはある。しかし、森田正馬先生は神経質のため取越苦労(700)してよいと言っておられる。


 
 神経質は真面目な性質のために、こまかく先々の事までも取越苦労をします。それは例へば金についても、ならず者は、ありたけの金を使ひ果たし、人の金までも借り倒すが、神経質は安全の上にも安全に貯金を積み立てなければ氣になつて居られないという風です。この氣にする事の細かいほど、上等の人間です。只、金を使ひ果す安楽と、貯金する苦労とは、比較になりません。堕落と出世との別れ路です。(白揚社:森田正馬全集 第4巻 p.588


 何とも有難いお言葉ではないだろうか。しかも「上等の人間」と褒めておられるのである。出世とは無縁ながら、堕落せずに何とかこうして生活していられるのも神経質のおかげに他ならない。「花は紅、柳は緑」(3話、拙著p.123-124)である。神経質らしく取越苦労しながら地道に生きて行こうと改めて思う。

2017年6月 2日 (金)

神経質礼賛 1391.水無月

 6月になって、新聞にはハガキ値上げの話題があった。今回は52円から62円へと約2割のアップだ。ハガキの利用者が減っているから仕方ないところだろう。他にもビール類やチューハイの値上げもある。酒税法改正により国税庁が酒の安売り規制を強化したためだという。毎週木曜日に入ってくるホームセンターのチラシにはいつもあった安売りビール類が昨日のものには載っていなかった。いつも買物をしているスーパーにも「酒税法改正のためビールやチューハイの価格を見直しました」との貼り紙があり、どの商品も少し値上げされていた。さらにはバター値上げやら電気代・ガス代の値上げもある。新年度に入った4月や5月は何かと出費が多くて6月はただでさえ水無月ならぬ金無月になりやすい。無駄な消費は控えたい。

 それにしても雨の多い6月はなぜ水無月と呼ばれるのだろうか。神経質ゆえ気になる。「無」の「な」は「の」を意味する連体助詞であって、水の月を意味するという説が有力らしい。一方、旧暦6月はすでに梅雨明けのため文字通り水が無い月だという説もある。この時期、和菓子屋さんの店頭に登場する菓子がある。その名も水無月。三角形の白い外郎(ういろう)の上に甘く煮た小豆を散らしたものである。水無月の由来はさておき、おいしい水無月を探してみよう。

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