神経質礼賛 1391.水無月
6月になって、新聞にはハガキ値上げの話題があった。今回は52円から62円へと約2割のアップだ。ハガキの利用者が減っているから仕方ないところだろう。他にもビール類やチューハイの値上げもある。酒税法改正により国税庁が酒の安売り規制を強化したためだという。毎週木曜日に入ってくるホームセンターのチラシにはいつもあった安売りビール類が昨日のものには載っていなかった。いつも買物をしているスーパーにも「酒税法改正のためビールやチューハイの価格を見直しました」との貼り紙があり、どの商品も少し値上げされていた。さらにはバター値上げやら電気代・ガス代の値上げもある。新年度に入った4月や5月は何かと出費が多くて6月はただでさえ水無月ならぬ金無月になりやすい。無駄な消費は控えたい。
それにしても雨の多い6月はなぜ水無月と呼ばれるのだろうか。神経質ゆえ気になる。「無」の「な」は「の」を意味する連体助詞であって、水の月を意味するという説が有力らしい。一方、旧暦6月はすでに梅雨明けのため文字通り水が無い月だという説もある。この時期、和菓子屋さんの店頭に登場する菓子がある。その名も水無月。三角形の白い外郎(ういろう)の上に甘く煮た小豆を散らしたものである。水無月の由来はさておき、おいしい水無月を探してみよう。
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