神経質礼賛 1408.電波ソーラー時計でも遅れる
私の腕時計は長年CASIO製品である。デジタル時計は電池が5年もつというのを買い続けていた。電池は平気で10年位もつけれど5年位でゴムバンドが切れて買い替えてきたのである。12年前に電波ソーラーのデジタル時計に買い替えた。ステンレスバンドなので切れる心配はなく、まだちゃんと使えている。ただしちょっと重いので、6年前にアナログ表示の電波ソーラー時計を買って、現在はこれを主に使っている。ところが2年ほど前から20秒遅れるようになった。インジケータを見ると電波はちゃんと受信できている。まあ、20秒なら許容範囲内である。ところが突然、遅れが1分20秒になってしまった。これはいけない。正確な電波時計だと思ってアテにしていると電車に乗り遅れる心配がある。いよいよ壊れたのかなあとも思ったが、アラームは正確な時刻に鳴っている。つまり、内部は正確ながら針表示がズレてしまっているのだ。神経質人間ゆえ、取扱説明書は全部保管してある。早速出して読んでみると「針の基準位置合わせ」という項があった。
「強い磁気や衝撃を受けると、針が基準位置からずれることがあり、電波受信を行っても正しい時刻を表示することができません。以下の操作を行って針の基準位置を確認し、ずれている場合は、基準位置を合わせて下さい」ということで操作法の説明が書かれていた。その通りに1回やってみて、まだズレていて、もう1回やったらピタリと合わせることができた。
やはり取扱説明書はとっておくものである。
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