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2017年10月20日 (金)

神経質礼賛 1436.アンガーマネジメントの講習会

 アンガーマネジメントについては、以前書いている(1296)。先週、院内の職員向け講習会で外部講師を招いて「アンガーマネジメントに学ぶ患者対応術」という講義を聞いた。まずは自分の怒りのタイプを知ろう、ということで、1、2分でできるごく簡単な検査を行い、①熱血柴犬タイプ、②白黒パンダタイプ、③俺様ライオンタイプ、④頑固ヒツジタイプ、⑤慎重ウサギタイプ、⑥自由ネコタイプのいずれに当たるかを調べる。私は検査をするまでもなく、①熱血柴犬タイプであり、自分が正しいことや正義を重んじるタイプゆえ、他の人が間違った事をしていると気になって仕方がない上、必要以上に介入して、事を荒立ててしまうという特徴がある。怒りを軽減するためのアドバイスとしては、「見なくていいものは見ない」「正しさにこだわり過ぎない」「他の人を尊重する」なのだそうだ。自分の怒りの段階を点数化して客観的に評価した上で、認知療法的に偏った見方を修正する手法の説明があり、さらに、医療現場で職員が患者さんの怒りに直面した時の対処法についての話があった。例えば、外来待合室で待っていた患者さんが、「待ち時間が長い」と受付で怒鳴っている場合の対応では、「順番に対処しています」という医療機関としてすべての患者さんに対して平等に対処する義務があることを伝えた上で「あなたの気持ちも立場も苦しさもよくわかります」と理解を示すのがよいとのことだ。

私の外来患者さんにも「待てない人」がいる。診察待ちが20分位で受付に「もういい!」と一言怒鳴って帰ってしまう。これだけ短気だとアンガーマネジメントの対処法どころではない。この人はどこの職場でも対人トラブルを起こしてすぐ辞めてしまう。就職の面接では採用になることが多く、それなりに能力はある人なのだが、実にもったいない。短気は損気の見本のような人である。かく言う私自身、怒りの沸点は年齢と共に少しずつ上がってはきたが、まだまだ怒りやすいと反省している。アンガーマネジメントも一つの対処法ながら、森田正馬先生の「感情の法則」(247442)を駆使してさらに沸点を高めるようにしたい。

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