神経質礼賛 1451.肩たたき棒
先週末、中学の同窓会があった。全体の集まりの後、場所を変えて同期の集まりがあった。参加者は30人あまり。1学年4クラスのうち当時の担任の先生方が3人も出席して下さった。先生方も80代後半ながら今もお元気そうである。1年と3年の時に担任だった理科のU先生、2年の時に担任だった社会のS先生、国語を教えていただいたM先生。かつてU先生には自分の結婚式に来ていただいているし、先生の年賀状断筆宣言が出るまでは年賀状を出していたし、前回の同窓会でもお会いする機会があった。S先生とM先生のお姿を拝見するのは中学卒業以後、初めてのような気がする。
S先生は、交通事故で重傷を負われ、右肺と肝臓に後遺症が残り、大変な御苦労をされたとのことだが、治療とリハビリに励まれ、テニスができるまで回復されたそうだ。そのS先生から私たち全員におみやげをいただいた。先生お手製の肩たたき棒である。長さはちょうど40cm。チラシを丹念に細く斜めに丸めて作った直径6㎜位の紙筒を束ねて両端を赤いビニルテープで巻いて作ってある。長さといい重さといい絶妙のバランスだ。肩や首の回りを叩くのにちょうどよい。「1本1本は柔らかな紙の筒ですが16本まとめて締めると凶器になりますのでご注意願います」と冗談を言っておられた。
中学時代、S先生はちょっとコワイ先生だった。お名前は積(つもる)先生。今回の同窓会にも出席していたF君は内科開業医の息子さんで父君の跡を継いでおられる。2年の時、小黒板に書かれていたその日の時間割に「平家物語 敦盛の最期」と書かれていたのをF君がいたずらして「あ、積の最期」と書き換えたのを見つけたS先生。「オレの親が付けてくれた名前を侮辱する気か!!」と烈火のごとく怒り、F君は気の毒なくらい絞られていたのを思い出す。
ありがたい肩たたき棒。気が緩んだ時の警策としても使わせていただきます。
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