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2017年12月11日 (月)

神経質礼賛 1455.アフロ石仏

 明治後期に再建された寺田屋を外から見た後、再び京阪電車に乗って祇園四条へと向かう。駅近く四条通に面した仲源寺に目やみ地蔵がある。間口が狭いので見落としてしまいそうだ。元は川の氾濫を防いでくれる雨止(あめやみ)地蔵だったのが、いつの間にか眼病によいと信仰されるようになった。暗いお堂の中はガラス戸が外の光を反射して見えにくいけれども、顔をガラスに近づけてよく見るとお顔がわかる。大きなお地蔵さんで、右眼の眼球結膜が赤くなっていて結膜炎状態である。眼病に悩む人の病を引き受けてそうなったとか。

 昼食後、神宮丸太町駅から歩いて聖護院門跡へ。ここは秋限定の一般拝観で、今年は1210日までである。解説の人がつき、狩野派の障壁画、宸殿、不動明王像を観ていく。今回の目玉は本邦初公開の狩野探幽筆の釈迦三尊像である。人間味あふれる釈迦三尊像だった。

 午後三時半を過ぎ、だんだん風が冷たくなってきた。長時間の拝観で足も冷え切っている。冬の寺社拝観には厚手の靴下が必要だと痛感する。東へ歩き黒谷の金戒光明寺へと向かう。あいにく特別拝観期間は過ぎていたし、期待していた散紅葉も見られなかった。御影堂を拝観して降りてきてしまったが、せっかく来たのだからと雑誌に紹介されていた「アフロ石仏」を探しに行く。神経質の欲張り根性がなせる業である。三重塔へと上がって行く石段の両脇は墓地になっている。それは石段のすぐ左横にあった。五却思惟法蔵菩薩像というのが正式名で、あまりに長期間思惟して修行しているうちに髪が伸びてそうなったという。よくある螺髪・・・パンチパーマ風髪型の仏像とは違いアフロヘアー姿の珍しい石仏であり、江戸時代中期の作だそうだ。

思惟や座禅は結構だが、森田療法の立場からすれば、それだけの時間があったら少しでも人の役に立つように行動していく方がベターではなかろうか、と内心思う。

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コメント

こんにちわ。いつも楽しく拝読させて頂いてます。一度、南條先生に受信に伺ったこともあるものです。年末に大掃除を計画しているのですが、鈴木学校の日誌など、ご入り用ではないでしょうか?10年位置いてあるのですが、一冊手元にあれば、あとの9冊位はもういいかな。と、思ってます。もし、何かの参考になるのであれば、先生に使って頂きたく存じます。

一健康人 様

 いつもお読みいただきありがとうございます。

 実は、鈴木学校卒業者の方々からは今までも関連蔵書を下さるというありがたいお申し出を何度もいただいているのですが、自宅・勤務先とも本であふれていているため、残念ながらお断りしているのが現状です。というわけで、大変申し訳ありません。お心遣いありがとうございます。
 

それは大変失礼いたしました。また、今後とも先生のブログ楽しみにしてます。

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