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2018年2月 1日 (木)

神経質礼賛 1471.皆既月食

 昨夜は皆既月食だった。月は楕円軌道を巡っていて、地球からの距離は平均約38万kmながら、最短で約36万km、最長で約40万kmの間を変化している。ちょうど距離が最短の時期に当たり、スーパームーンと呼ばれる少し大きめの月が見える時が重なった。同じ1月に二度目の満月、通称ブルームーンでもあったから、スーパーブルーブラッドムーンとも呼ばれていたようだ。皆既日食ほど珍しく限られた場所と短い時間でしか見られないものではないから、事前にそれほど騒がれなかった。皆既月食があると知ったのは一昨日の天気予報番組の中で紹介されているのを見てである。

 仕事から帰った時に空を見上げると少し曇っていて、これではダメかなあと思った。しかし、月の欠けが始まる午後8時40分頃にベランダに出てみると、雲がなくなり、くっきり見えるようになっていた。昔、天体写真を撮るのに使っていた赤道儀付反射望遠鏡はとうに処分してしまっているから、肉眼と口径50mm7倍双眼鏡で見る。午後10時半前後の結構長い時間、皆既月食が楽しめた。肉眼でもよく見えたし、双眼鏡で見ると、模様のあるオレンジ色のピンポン玉がぽっかりと宙に浮いているように見えて、不思議な光景だった。月が暗くなっている間、冬の星座たちも美しく輝いて見えた。寒いことも忘れて何度かベランダに出て見ていた。

 ネットのニュースを見ると、東京スカイツリーと一緒に収まった皆既月食の写真が掲載されていた。皆既月食は空が明るい都会でも特に道具もいらずに観察できる。次回の皆既月食は3年後だそうだ。せっかくの自然からのプレゼントだ。安全な場所で楽しみたい。

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