神経質礼賛 1474.無人販売
例年ならば年末年始を過ぎれば安くなる野菜の価格が高騰したままである。厳しい寒さや雪害の影響により、スーパーの野菜売場ではキャベツ1個が400円、白菜四分の一カットが200円。農家から白菜が大量に盗まれる事件まで起きている。冬の定番と言えばコタツにミカン。そのミカンまでも例年より高い。飲食店では仕入れに苦労したり、メニュー変更を迫られたり、という状況らしい。学校や病院の給食を担当している方々も頭を悩ませていることと思う。主婦の皆さん方も価格が安定したモヤシや冷凍野菜の活用でしのいでおられるのではなかろうか。
そんな中、無人販売の野菜はありがたい。散歩を兼ねて、無人販売をしているところを見つけるのもよいだろう。私が住んでいる街にも何か所かある。特に家から駅に向かう途中に、ミカンの無人販売がある。このところポンカンが出始めている。小粒ながら7個で200円と割安である。遅い時間には売り切れてしまうので、休日の昼前が狙い時だ。
お釣りはもらえないから、必ず小銭を十分に用意しておく。そして神経質ゆえ、いつも買う時には泥棒と間違えられないように気を遣う。防犯カメラに写っているかもしれないし、通りがかりの車のドライブレコーダーに写っているかもしれない。「梨下に冠を正さず」である。
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