神経質礼賛 1495.ヒノキ花粉
そろそろスギ花粉は少なくなってきたが、ヒノキ花粉が大量に飛散している。スギとヒノキと両方のアレルギーがある私はクシャミ・鼻水だけでなく眼のかゆみが激しく、仕事にも支障が出るので、内服薬に加えてステロイド点鼻・点眼薬を使ってしのいでいる。今年は、関東周辺でヒノキ花粉の飛散がスギ花粉を上回り、観測史上最高量となっているのだそうだ。そのため今までヒノキ花粉では大丈夫だった人まで症状が出ているという。喉の痛みや微熱を伴って、風邪と思われる場合もある。風邪が長引いていて変だ、と思う方は医療機関を受診してヒノキ花粉によるアレルギーではないか一度調べてもらうとよい。今年は3月下旬に夏日となる日が続いて例年より早く一気に開花したこと、スギが盛んに植樹された年代から遅れて植樹されたヒノキが花粉を多く出す時期にさしかかっていることが原因らしい。
鼻から花粉を吸入するのはマスクで減らすことはできても眼を防御するのは難しい。メガネの上に覆いかぶせる花粉防御ゴーグルが販売されているけれども、見た目にちょっと抵抗を感じるし、ずっと装着するのもうっとうしそうだ。なるべく不要不急の外出は控えて花粉の曝露を減らすしかない。花粉が衣類に付着しないよう、このところ洗濯物は室内干しである。ヒノキ花粉飛散が収まる日が待ち遠しい。
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