神経質礼賛 1524.キュウリ
週間天気予報から雨マークが消え、いよいよ真夏到来である。この季節になると、冷やし中華やそうめんが無性に食べたくなる。それらには細切りのキュウリがよく似合う。さっぱりした酢の物も欲しくなる。そこでもキュウリが大活躍である。皮の深緑と実の薄緑の組み合わせが涼しげだし、シャキシャキという食感が心地よい。一年中売られているけれども、やはりこの盛夏が似つかわしい。
スーパーでキュウリを買おうとすると、「スーヨー」と書かれているのをよく見かける。一見して普通のキュウリである。どう違うのだろうか。知りたがりの神経質ゆえ調べてみる。四葉(スーヨー)という品種のキュウリは本葉が四枚付いた頃から実がなり、普通のキュウリの1.5倍の大きさになる。イボとシワが多く鮮度が落ちやすいが歯切れがよく漬物にも向いているそうである。となると、冷蔵庫に寝かせずに新鮮なうちにどんどん食べた方が良さそうだ。
キュウリは水分が約95%を占め、栄養分が非常に少ないことでも知られている。そして緑黄色野菜ではなく淡色野菜に分類されている。何とギネスブックには「世界一栄養がない果物」として記載されているそうだ。しかしながら、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リンなどのミネラルは含んでいるから、熱中症が心配される夏場には体が欲する食品であることは確かである。キュウリだけでなく黄緑色野菜そして肉や魚を加えて厳しい暑さを乗り切ろう。
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