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2018年8月 1日 (水)

神経質礼賛 1531.火星大接近

 昨日のニュースを見て、夜空を見上げた方も少なくないかと思う。15年ぶりに火星が地球に大接近して、マイナス2.8等級の明るさになっているという。地球は火星より速いペースで太陽の周りを回っていて、2年2か月ごとに火星を追い越した時に最接近するが、火星の軌道が楕円のため、最接近時の距離は大きく変化する。15年から17年に一度、大接近することになるのだそうだ。最接近の昨日は、月が出る前の午後8時頃が見頃とのことだった。8時過ぎにベランダから見ると、南東の空にひときわ明るく火星が赤く輝いていた。この明るさならば夜空が明るい市街地でも十分肉眼で見えるはずだ。ただし、形や模様まで観察するには大口径の天体望遠鏡が必要となる。それでも、将来、人類が住むようになるかも知れない火星を肉眼で見るには絶好のチャンスである。まだ9月初め位までは明るい火星を見ることができるというから、天気が良い日には空を眺めてみよう。普段、どうしても下ばかり向いて生活することが多いので、たまには背筋を伸ばして空を眺めるのは健康的で良い。


 火星というと思い浮かべるのがホルスト作曲の組曲「惑星」である。占星術のイメージから作曲していて、第1曲が「火星(マルス)戦争をもたらす者」となっている。緊迫感が強い曲で「タタタ・タン・タン・タタ・タン」という5拍子が強烈に頭に焼き付く。弦楽器奏者たちはコル・レーニョ奏法といって弓の毛の部分ではなく木の部分で弦を叩いてこの独特な音を作り出している。弓が傷だらけになりそうで、私だったらこの部分だけ練習用の弓を使うだろう。この曲の後に対照的な第2曲の「金星(ヴィーナス)平和をもたらす者」を聞くと、ゆったりと寝そべって秋の夜空を眺めているようなシアワセ感が得られ、実にうまい配列になっていると思う。

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