神経質礼賛 1549.牛乳と豆乳
牛乳は週1回、仕事帰りにスーパーで4パックまとめ買いしている。歩いて4kgの荷物を持って帰るといい運動になる。全くスポーツはしないけれども、往復の通勤と病院内の歩行だけで毎日9000歩前後は歩いているし、さらにこうした買物も運動になっているのである。さて、先週の金曜日にいつもの無調整牛乳を買おうと思ったら、商品棚は空っぽである。北海道地震の影響で入荷していないと貼り紙があった。仕方ないので地場産の牛乳を1パックだけ買う。
わが家では豆乳も週1パック程度消費している。常温で3カ月程度保存できるから、車で買物に行った時にまとめて購入してストックしてある。健康番組好きの妻が、牛乳が筋力アップや尿酸を減らす効果があるといった番組を見ると牛乳の消費が増え、豆乳が更年期障害にいいとかダイエット効果があるとか腸内細菌を整える効果があるなどといった番組を見ると豆乳の消費が増える。牛乳が品薄となると当分は豆乳の消費量が増えそうだ。
栄養面からすると、カルシウムに関しては圧倒的に牛乳に軍配が上がるが、豆乳は牛乳に比べて高タンパク・低脂肪・低カロリーであり、コレステロールはゼロである。さらに、鉄分を意外に多く含んでいて(100ℊ当たり1.2mg、ただし吸収されにくい非ヘム鉄なのでビタミンCも摂るとよいという)貧血防止にも役立つ。牛乳だと下痢になりやすい牛乳不耐症の人でも豆乳ならば大丈夫だ。わが家ではインスタントコーヒーに足して飲んでいるから豆乳独特の臭みは気にならない。忙しくて朝食抜きの習慣で、貧血気味・体調不良気味の方は、出勤前に一杯の豆乳を飲んで行かれると良いかもしれない。
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