神経質礼賛 1551.計画運休
今年は大型台風が次々と発生し、日本列島に襲いかかっている。昨日から今日にかけて通り抜けた台風24号も大型で強い台風だった。日本列島に近づいてからは動きが早くなって急激に風雨が強まるので、まだ大丈夫だと思って出かけていると天気が急変してとんでもないことになる。電車通勤をしている私は、いつも台風が近づいて来ると、通勤の足が心配になる。帰宅困難者予備軍である。そこで台風情報や交通情報には注意を払っている。今回は当直が続き、3泊4日勤務のため、直接の影響はなかった。もっとも、昨夜は当直室の窓を叩きつける激しい風雨の音で何度も目が覚めた。
今回の台風では、JR・私鉄とも早い段階で計画運休を発表していた。夕刻には東海道新幹線は運休となり、首都圏のJRは昨日午後8時ですべての列車を運休すると発表していたから、デパートなどの商業施設も早めに閉店するような対応を取っていた。それに合わせて行楽や買物に出かけていた人々も帰宅を早めたので、比較的大きな混乱はなかったようだ。ギリギリまで運行すべきだ、と考える人もいるかもしれないが、途中で列車が立往生してその中に閉じ込められて一夜を明かすという事態に自分が巻き込まれた場合のことを考えて欲しい。やはり早目に対策を立てて計画運休した方が安全だし、その後の運行再開もスムーズにいく。
大型台風のような自然の脅威に抗うのは無謀である。何とも仕方がない。神経質に用心して、安全を確保し、被害を最小限に留めるのが人間にできうることである。これも一種の「あるがまま」と言えるかもしれない。後を追うように台風25号が発生している。まだまだ台風シーズンは続く。
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