神経質礼賛 1584.電車内のリュック
通勤男性でリュックサックを背負っている人が年々増えている感がある。スーツにリュック姿も最初は違和感があったけれども、もはや見慣れたものになっている。荷物がたくさん入るし両手がフリーというのは使う本人には便利である。その反面、目の前にリュックがあると圧迫感があるし、リュックを背負った人が体を旋回させると隣接する人に当たってしまう。それでいて当てた本人は気が付かなかったりする。以前から混んだ電車内や駅通路でのキャリーバッグは迷惑だなあと思っていたが、リュック族が増殖してくると、それも困った存在に思えてくる。
1月8日付の新聞記事に、「電車内の背負いリュック、酔っ払いより迷惑」と題するものがあった。日本民営鉄道協会がまとめた今年度の「駅と電車内の迷惑行為ランキング」が発表され、「荷物の持ち方・置き方」がワースト1位となった。具体的にはリュックサック・ショルダーバックが66%を占めたという。ちなみに2位「騒々しい会話」、3位「座席の座り方」、4位「乗降時のマナー」までが30%以上の人が感じているところだそうだ。その後に5位「ヘッドホンからの音漏れ」、6位「スマートフォンなどのつかい方」が20%余りで続き、「酔っぱらった状態での乗車」は7位、「車内での化粧」は8位でそれぞれ約15%だった。
スマホやヘッドホンで自分だけの世界に浸っている人が多いけれども電車内や駅は公共の場である。人に不快感を与えるのはよろしくない。自分がやられて嫌なことは極力しないように神経を使いたいものだ。
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