神経質礼賛 1589.電子レンジの買い替え
週2回は母の家に行って、買物と清掃をしている。母が「昨日から突然電子レンジが使えなくなった」という。ターンテーブルは回るしランプも点く。しかし、入れた物が温まらない。ということは、マイクロウエーブを出すマグネトロンの故障としか考えられない。ハイアールというC国メーカー製の単機能レンジで、まだ買ってから4年しかたっていない。マグネトロンは一種の真空管であり、寿命は2000時間と言われている。1日30分使ったとしても10年以上はもつ計算だ。ハズレを引いてしまったということだろう。修理に出したら日数がかかる上、修理代が高くつく。レンジがなくては不自由だろうから買い替えることにした。
あいにく妻が車で実家へ行ってしまっている時だったので、家電量販店で5000円の単機能レンジを購入。箱を抱えて歩いて持ち帰る。普段ならば徒歩10分ほどだが、早くは歩けないので長く感じた。説明書を見たら重量12kgと書いてあった。これで一件落着、とはいかない。空箱の処理がある。発泡スチロールを割ってごみ袋に入れ、段ボール箱を潰す。重い物を入れる箱なので、金具で18か所も留めてある。そのまま段ボールの回収には出せないので、ラジオペンチを使って一つずつはずしていき、ようやく潰すことができた。問題は、壊れたレンジの処理だ。市役所に電話予約して月1回の不燃物回収で来月出す予定だ。これも神経質のお仕事である。買い替えもなかなか手間がかかるものだ。
我が家の三菱製の電子レンジは丈夫で25年位使っている。子供が幼稚園の時にいたずらしてレンジ台から床に落ちたことがある。子供にケガがなくて本当にホッとしたが、何とレンジも故障しなかった。妻が毎日こき使っているので、すでに累積1万時間は以上使っていると思われる。スイッチカバーのフィルムが破れてしまっているので、私は「そろそろ買い替えよう」と言っているが、妻は「まだまだ使う」と言い張っている。夫と同様、壊れるまで使おう、ということらしい。
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