神経質礼賛 1587.パンの耳
わが家の朝食で定番の食パンは地元のパン屋さんの白神こだま酵母食パンである。素朴な味がする。子供が幼稚園の頃からずっと続いているから、もう20年以上になる。菓子パンも天然素材にこだわって作っているパン屋さんだ。最初の頃は妻が車で買いに行っていたが、いくつかのスーパーにも出すようになったので、今では本店には行かずに近くのスーパーで買っている。ただし、数はたくさん出さないので、遅い時刻に行くと売り切れてしまう。休日には私が買いに行くことになっている。
この食パンは手作業でカットするためか、厚さがちょっと不均等のことがある。そして、「耳つき」というシールが張られたものもある。なるべく「耳つき」を買ってくれと言われているので、その日のパンが配達される昼過ぎを狙って買いにいくと大抵ゲットできる。この辺は神経質のなせる業である。
パンの耳は大手メーカー製だと捨てられてしまう部分である。私が子供の頃は近所のパン屋さんへ行くと、パンの耳だけ袋に入れて安く売っていたものだ。しかし、御飯のおこげと同様、旨味が濃縮した部分と言えるかもしれない。好きな人はそのまま食べてもよいだろうし、ネット上にはパンの耳を利用した料理のレシピが紹介されている。捨てられてしまうものを生かす、おいしく食べる、というのは「物の性(しょう)を尽くす」(350話)、森田療法の極意でもあると言えるだろう。
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「物の性(しょう)を尽くす」(350話)というように、関連のものが出ているとその話へ行こうとするのですが、どうやったらポンと行けるのでしょうか。むかしは、タイトルとか話の番号を打って検索すると、ポンといけたような気がするのですが。久しぶりにおじゃました時、画面が変わっていて、それができなくなっていました。お手数かけてすみませんが、教えてくださいませ。
そのパン屋さん、スライサーではなく手作業でカットするのはどうしてなんでしょう。金属で切ると味がおちるのでしょうか。
投稿: | 2019年1月18日 (金) 17時18分
いつもお読みいただきありがとうございます。
確かに画面左のnifty検索ではうまく検索できません。
別画面を開いてgoogle等の検索で「神経質礼賛 350」で探した方が早そうです。
投稿: 四分休符 | 2019年1月18日 (金) 22時07分