神経質礼賛 1586.環状LED管
昨年の正月に妻の実家の台所照明の蛍光管とグローランプを新品に交換した。普通、環状の丸型蛍光管の照明だと同心円状に32W+30Wとか40W+32Wの組み合わせなのだが、これは40W丸型を2個横に並べた変わった構造になっている。そのうちの1個がまた点かなくなったということで、先日みたら、蛍光管もグローランプも問題ないのだが、グローランプのソケットの中のバネが緩んでいて、グローランプを手で押さえていないと点かなくなっていた。
大きな照明器具なので、引っ掛けシーリングを利用して最近よく売られているLED(発光ダイオード)照明器具に交換するということができない。LED電球は普及しているし、直管型蛍光管と入れ替えられるLED管は家電量販店にある。しかし、丸型蛍光管と交換できる環状のLED管は販売されていない。やむなくネット通販で探し出して注文した。C国製のもので送料・手数料を含んで3000円ほどだ。プラスチック製で、扇状に19個の白色LEDを並べたモジュールが6つ環状に並んでいる。
昨日、妻の実家に行って、まず台所照明の蓋を外す。グローランプを外し(グローランプを付けたままだと点灯時に高圧がかかってLEDが壊れる可能性がある)、環状LED管を取り付ける。無事に点灯してほっとした。すると、妻が「仏間の蛍光灯も暗いから何とかならない?」と言い出す。見ると32W+30Wの蛍光管が古くてかなり黒くなっている。30W管は予備があったので取り換えたが、よく見ると、もう1管40Wが取り付けられる構造になっているとわかった。つまり元々40W+32W+30W用の器具だったのだ。そこで、古い32W管を外してその外側に台所の照明から外した40W管を取り付ける。まだ1年しか使ってないので、黒ずみはなく、十分な明るさで使える。器具はホコリだらけだったので、掃除機できれいにする。義父から「悪いけど、トイレの前の蛍光灯も点かなくなっていてみてくれるかね?」と言われ、調べると、10Wの直管。ちょうど1本予備があったので、これも取り換える。神経質が大繁盛の日だった。
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