神経質礼賛 1731.新年度2日目
一昨日は前の病院最後の勤務。御挨拶をして帰る際、看護スタッフの方々、薬剤師さん、栄養士さん、事務員さんたちに見送られ、持ちきれないほどの餞別の品々や花を手渡され帰途についた。新年度初日の昨日は休む間もなく新しい勤務先の病院にパート出勤。今までは上り電車で通勤だったのが今度は反対方向の下り電車で通勤である。富士山が見えなくなったのは残念だ。新しい勤務先も昨年に電子カルテを導入したばかりであるが、メーカーが違うこともあり、全く操作法が異なるので、大苦戦である。何度も失敗してシステムが分かる人にSOSを出してしまった。早く慣れなくては。帰りの電車に乗ろうとして、うっかり下りホームに行ってしまい慌て上りホームに移動。土砂降りの雨の中を帰った。
今日はうって変わり、快晴。しばらくぶりの休日だ。先月に退院した母を近くの内科クリニックに連れていく。退院しても家の中で杖を使っている状態で、オムツ使用。3週間一歩も外に出ていない。「痛いから無理」と言うが、とにかく天気もよくなったし、薬もなくなったから今日はもう行かなければ、と半ば強引に連れ出す。片手に杖をつき、片手は私の手を握り、何とか歩いて行けた。このクリニックの先生はとても穏やかな先生で、あまり薬を出さない。入院していた病院では、降圧剤、骨粗鬆症の薬、神経因性膀胱の薬、下剤など1回7個の薬が処方されていたが、「血圧はお年の割にはそう悪くないですよ。様子をみればいいでしょう。血圧を記録して下さい」と血圧記録ノートを渡され、処方されたのは緩下剤のマグネシウムだけ。それも「自分で調整して下さい」という具合だった。隣の調剤薬局に寄った後、途中の郵便局に寄る。定額貯金を満期後ずっと放置していたものを処理しなければならないが、本人が行けずにそのままになっていたので解約処理をする。これで懸案事項も片付いた。「行って本当に良かったよ」と母。気分はともかくできないと決めつけないでやってみれば後から気分はついてくる。森田の定石通りだ。天気が良いので洗濯物を外干しした。その後、自分の用事をしてから夕方、洗濯物を取り込みに行く。公園の横を通ると、桜が5分咲きになっていた。遊具で遊んだりボール遊びしたりしている子供たちの歓声が響く。いろいろ大変なことはあっても、「さて、」と気持ちを切り替えて前に進もう。
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