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2020年4月16日 (木)

神経質礼賛 1736.つれづれわぶる人

 現在、Google検索画面の下に「家にいよう。みんなのために。」と表示されている。ゆっくりショッピングを楽しみたい、外食したり友と酒場で盃を交わしたりしたい、美術館へ展覧会を見に行きたい、たまには旅行へ行きたい。そうした今までは普通にできていたことが全くかなわなくなった。今はみな家でガマンの時である。私も2月の終わりに親友から合奏の誘いがあったが、バスに乗って行くのは心配だし、親友も高校教師だからお互い万一感染したら迷惑度が高いので早々と自粛を決め込んだ。

 家に引きこもりの生活が常態化して、することがなくて退屈だと嘆く人も少なくないだろう。徒然草の第七十五段に「つれづれわぶる人は、いかなる心ならん。まぎるる方なく、ただひとりあるこそよけれ」とある。することがなくて一人でいるのを苦痛だと思う人はどういう心なのだろうか。心が乱されることもなく、一人でいることこそ良いことだ。として、一人でいることの効用を述べている。もっとも、兼好法師自身も隠者というよりは和歌などを通して多くの知識人たちとの交流を持っていた人である。それに、つれづれなるままに筆を進めていた人でもある。何もしないではいられなかったと思う。

 森田流生活術では「見たところに仕事あり」。この際、普段できないでそのままにしている整理をしてみるといいだろう。古い本や雑誌がたまっているのに目を通して、もういらなければ処分する。衣類も着古したものは処分だ。写真やカセットテープも残したいものはデジタル化して保存。大掃除の時にやろうと先送りして何年も経っている掃除もある。意外とやることは見つかるものである。

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コメント

四分休符先生
 新年度になりました。先生には次なる職場にて慣れるのに腐心しておられる様子で。
 医師は生涯現役のようなものです(←と勝手に決めてごめんなさい)。頼りにされている存在です。なんとか頑張って下さいませ。私とて個人クリニックへもう20年近くお世話になっておりますが、その医師が廃業されるような事態になってしまったら、どちらの医師にお世話になったらよいのでしょうか。「先生、いつまでも信頼関係が続きますように、先生、元気でいて下さい」と頼むようです。

 さて、今回のコロナ禍。異常事態・緊急事態となりました。・・・しかし、私ごときパニック障害持ちが長い者に取っては自粛生活に近い人生が当然となっております。少々窮屈に感ずる事も勿論あります。でも、通常の人が楽しめる事も楽しめないものだと思ってそれが、当然だと思って人生やってきました。そして今、そんなにストレスを感じているように私個人としては思えないのです。これまた勝手な事でごめんなさい。

 個人的な事は兎も角として、通常生活が戻る事を切に願い、そうなるよう努力を惜しまないつもりで日々生活しております。

 四分休符先生にもお大切になさって下さいませ。
 クラシック音楽生活が正常に機能するようになりますように。

 そうそう、四分休符先生先生と私はそんなに年齢は違わないようです。私は平成9年の時、42歳でした。大学4年卒業と同時に下宿を引き払い、その足で家に戻る事無く中野の鈴木知準先生診療所へ入院したのでした。

yukimiya 様

 コメントいただきありがとうございます。

 「腐心している」はまさに仰る通りであります。若い時と違って、新しい環境に適応するには時間がかかります(笑)。
 新型コロナの影響で、スポーツの試合も音楽会も開けない残念なことになっています。外出もままならず息が詰まる毎日ですね。5月の連休明けまで、というのは極めて甘い見通しで、これが半年-1年は続くのではと懸念しています。yukimiya様もどうぞお気をつけられて、充実した日々をお送りください。

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