神経質礼賛 1732.桜吹雪
昨日、仕事帰りに街を歩いていると、全国チェーンのコーヒーショップが閉まっているし、土曜日の夕方にしては歩いている人の数がかなり減っていた。大型商業施設も開店時間を短縮しての営業だ。毎月、母から頼まれて買っている「茶道雑誌」をすばやく買って立ち去る。多分、歓楽街の夜の店は閑散としていることだろう。昨日のニュースで某大学精神科の医師たちがナイトクラブで新型コロナウイルスに感染したという話があった。神経質が足りないとしか言いようがない。不要不急の外出は避けるようにということながら、携帯電話の位置情報の解析では、欧米に比べると国内では移動の減少が不十分という話があるし、危機意識が薄いとも言われている。特に、若い人たちの間で自分は大丈夫だと過信している人が多いらしい。恐れる必要のあることは恐れ、そうならないよう工夫していくことが大切である。
今日は、リハビリがてら、母を近くの公園に連れて行った。桜はほぼ満開。時々、強い風で桜吹雪が起こる。例年ならば町内会の人たちが花見で一杯やっているところだが、今年は見当たらず、幼稚園児や小学生位の子供を連れた家族が遊ぶ姿が目立つ。小さい子に事細かく叱る母親がいて、それを見て母は昔を思い出したようで笑っていた。桜吹雪と子供たちの歓声に元気をもらったようだ。
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