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2020年4月 9日 (木)

神経質礼賛 1734.月桂樹の花

 今日、筋向いの家の奥さんと顔を合わせたので挨拶したら、「お宅の方から細かい花が飛んできて困る」と言われた。「すみませんねえ。この前も掃除したんですが、またやっておきます」と返事する。問題になっているのは月桂樹の花である。妻の希望でオリーブと月桂樹の小さな苗木を買ってきて、幅30cmの狭い花壇スペースに植えたのは10年位前だったろうか。どちらも弱々しくて傾き、枯れてしまうのではないかと思われたが、日当たりが良いためか今では高さは3mをゆうに超え、どんどん枝を伸ばすので、枝切りに苦心している。月桂樹の方は、4月になると黄色い小さな花をたくさん咲かせる。雄株は黄色で雌株は白い花なのだそうだ。それなりに綺麗だけれども、花が落ちると掃除が大変である。秋に咲く金木犀にも似て、舗装道路に落ちると花が細かいので路面の凹んだ部分に詰まって、箒で掃いてもなかなか取れないのである。日曜日に掃いたばかりでもう溜まっている。外掃き用の箒の毛の角の部分を溜まった所にあてがって掘るようにして掃いていく。神経質を要する仕事である。自分の家の側だけでなく道路の向かいの方も掃いておいた。

 月桂樹はローリエ、ローレル、ベイルーフとも呼ばれる。ギリシア時代やローマ時代、太陽神アポロンの聖樹とされていたから、「勝利」「栄光」「名誉」を意味するとされる。今でもマラソンの優勝者の頭に月桂樹の葉で作った冠を載せるのは御存知かと思う。一方で、月桂樹の花言葉は何と「裏切り」だそうである。花の色が黄色のため、イエスを裏切ったユダの黄色い服からの連想によるらしい。

  勝利と言えば、ナポレオンの名言に「勝利はもっとも忍耐強い人にもたらされる」というものがある。当ブログで紹介してきた神経質人間・徳川家康はまさにその典型である。勝利にまで結びつかないかもしれないが、地道にできることを続けていくのが私たち神経質の生きる道に他ならない。

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コメント

挨拶するのイヤになっちゃいますねえ

たらふく 様

 確かに言われた時はいい気持ちはしませんでしたが、掃除に専念していると、気分も変わってきます。まさに森田先生の「感情の法則」です。昨日も掃除しました。きれいになると気持ちが良いものです。

四分先生!お返事ありがとうございます。
問題解決に腰軽く働き、結果として気分も爽快になっている、
先生は森田流の当代随一の免許皆伝でいらっしゃいます!
で先生の前の記事の事をたまに思い出すのですが
全集はもうお求めになられたのでしょうか。
いまみたらヤフオクで出ていました。他との比較もなしで
場当たりですみませんが、ご参考まで
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b391894767

たらふく様

 ありがとうございます。予期せずして前の病院を退職することになったため、自分で購入したり贈呈いただいたりした森田関係書籍を大量に病院から自宅に持ち帰り、置く場所がなくて山積み状態です。新しい勤務先は本を置けないので、何とかしないと、と思っています。

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