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2020年6月 1日 (月)

神経質礼賛 1751.風呂敷

 考えてみれば日本には風呂敷という伝統的なエコバッグがある。私が子供の頃はよく見かけたものだ。他の家に挨拶に行く際には御挨拶の品を風呂敷に包んで持って行くのが習慣だった。行商人(時に押し売り)が大きな風呂敷を背に歩いている姿もまだあった。漫画で手拭いを頬被りした泥棒が唐草模様の風呂敷に盗品を包んで逃げていく姿はおなじみだった。私が大学に入って家から布団を三畳一間のアパートに持って行ったのは、大きな風呂敷に入れてである。以後、長い事布団袋代わりに使っていたものだ。

 どうして風呂敷というのだろうか。物を布で包んで運ぶ習慣は奈良時代や平安時代にはすでにあったらしい。入浴する際、脱いだ衣類を入れたり濡れた風呂衣を持ち帰ったりするのに使われていて、それが風呂敷の名の起源ということだ。江戸時代には江戸や大坂などの大都市で銭湯が出現し、庶民が風呂敷を盛んに使うようになった。

 風呂敷の強みは重箱や寿司桶のように底面積の広いものを包むのに便利だということがある。スイカのような球形の物にも対応できる。この辺は普通のエコバッグではどうにもならない。最近は風呂敷を持って歩いている人を見かけることはほとんどないが、これからは見直されてもっと活用されてもいいのではないだろうか。

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