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2020年7月 9日 (木)

神経質礼賛 1763.見るよろこび

 閉鎖されていた全国各地の美術館が少しずつ再開しつつある。いわゆる三密を回避し、マスク着用、会話禁止、入場者数の制限などの感染症対策を行いながら手探りでの展示といった感じである。地元の静岡市美術館も6月17日から「見るよろこび:東海道図屏風・竹久夢二を中心に」と題して無料の展示会を行っている。試験再開といったところだ。収蔵品のみの展示であり、展示品の数は通常の半分にも満たないから、ちょっぴり寂しいけれども、展示を見られるだけでとてもありがたい。竹久夢二の絵とデザインは40点近くあった。そのうちの20点がセノオ楽譜の表紙だった。

 セノオ楽譜はラジオやレコードがまだ普及していなかった大正時代に爆発的に売れたそうである。歌曲、オペラの抜粋などの小品が1-2曲入った楽譜で、竹久夢二が表紙を描いていた。楽器屋だけでなく呉服屋の店頭にも並べられ、通信販売でも購入することができた。作曲家の古関裕而は少年時代にセノオ楽譜を買い集めていたという話がある。私がもしその時代に生きていたら、夢二の表紙絵につられて片っ端から買い揃えていたに違いない。

 東海道の屏風絵、地元画家による子供の頃に見た懐かしい静岡の情景の絵画、そして夢二美人たちを眺めて、しばし現実から離れる。展示室内にいた時間は15分ほどだったが、リフレッシュできた。神経質は行動本位に仕事をしていくものではあるけれども、森田先生の形外会でもレクリエーションがあったように、こういうちょっとした休符も潤滑油として必要である。もう長いこと県外に出ていない。また東京の美術館や博物館へ行ける日が来てほしいものである。

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