神経質礼賛 1771.シウマイ弁当
静岡駅ビルには横浜の崎陽軒が出店しているので、真空パックのシウマイを時々買っている。これは妻の強い味方である、おかずがもう一品欲しいな、という時に登板する。早い時刻に行くと、シウマイ弁当がある。そのうち買ってみようと思っていた。義父の分と合わせて買ってみた。
私は小学校3年から5年までの3年間、横浜に住んでいて、その時に何度か食べたことがある。それ以来だ。もう半世紀以上が過ぎている。シウマイ弁当には90年の歴史があり売上数は日本一と言われている。シウマイを主役とした幕の内弁当だけれども、おかずの内容は少しずつ変化しているらしい。子供の時に食べたものとどこが違うかわからない。おなじみのシウマイを食べる前に脇役のタケノコ煮にまず箸が行く。これは甘めの味付けで意外とおいしい。次に切り昆布と紅生姜も食べてみる。「冷えてもおいしい」がウリの御飯ととても合う。それから主役のシウマイを食べながら、時々、蒲鉾、卵焼き、焼魚、唐揚も食べていく。そして、最後の楽しみが中央部のあんずである。この存在感のあるあんずをいつ食べるかがネット上で議論になったことがあるらしい。私はやはり最後のデザートに取っておきたい。これだけ楽しめるのだから売上数日本一というのも納得できる。
デパートやスーパーでは駅弁大会を時々やっている。なかなか旅行がままならない御時世だけれども、駅弁を食べて安全に旅気分を味わうのも悪くない。
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