フォト
無料ブログはココログ

« 神経質礼賛 1780.それでも神経質礼賛 | トップページ | 神経質礼賛 1782.体がえらい »

2020年9月 3日 (木)

神経質礼賛 1781.スパム

 長年ブログをやっていると困ったコメントを送り付けられてくることがある。ブログを始めた頃はトラックバックも受け付けていたから、ブログ記事とは無関係の商売目的や猥褻な内容のいたずらのコメントやトラックバックが多数送り付けられて閉口したものだ。それでも、早くからブログをやっている方々から有益なコメントをいただき、その方々のブログを見てこちらからも時々コメントを書くようになった。私よりずっと年上で電子回路の仕事を続けていた方、サラリーマンの方、乳がん闘病中の方、いずれの方ももう活動はしておられないが、多くのことを学ばせていただいた。延々とブログが続いているのは一度動き出したら簡単には止まらない神経質の特質によるものだろう。

 最初の1、2年、迷惑コメントは削除しないで放置していた。しかし、見苦しいし、荒れてしまうので、見つけ次第すぐに削除するようにしている。当ブログ内容に対する反論コメントであっても公平を期すために原則的には削除しないできた。しかし、最近、同一人物によるとみられるコメントが20回、それも全く同一のものが混じったものが送られてきた。これはネット上のエチケットに反する行為であり、通称スパムと呼ばれる迷惑行為に当たる。そこでやむなく同一あるいは類似内容の12コメントは削除した。今後、同様の内容のコメントが送られてきたら即削除する予定である。

 スパム(SPAM)は本来ランチョンミート缶詰の商品名である。スライスしてフライパンで火を通してお弁当のメインになるし、近頃はおにぎりにする食べ方もあるらしい。沖縄ではポーク缶と呼ばれ、ゴーヤチャンプルーなど沖縄料理には欠かせない食材である。どうして迷惑メールやコメントをスパムと呼ぶようになったのだろうか。理由はよくわからないが、SPAMはどこをスライスしても同じように見えるから、同じものがたくさん、ということからそう呼ばれるようになったのかと想像する。スパムは食べ物だけにしてほしいものだ。

« 神経質礼賛 1780.それでも神経質礼賛 | トップページ | 神経質礼賛 1782.体がえらい »

コメント

四分休符先生

 私もある日驚きました。これは、一体...
 先生はどう対処されるのだろうと思っておりましたら、「それでも神経質礼賛」と投稿されました。納得。

 コメントの削除もあり。致し方ないということもありましょう。先生も悩まれますね。

 それでも神経質礼賛。  そうですね、私は思うのです、神経症で悩まされた人生でした。これさえ無ければ私の人生は違ったものになったであろう、今でもそう思います。

 今、40年から50年経とうとして思うのは...軽快になって、そうですね、大自然の美しさに感動する、喜びを感ずる、それは確かなようです。生きていてこそ、この夜空、月、そして、緑、花々...なんと豊かなのだろう。4年前に逝った姉にも語りかけます。「お姉ちゃん、生きていれば、こんなにも美しい、お姉ちゃんが好きだった花々が見られるのよ。何故逝ってしまったの...」バイクを走らせながら思うのです。

 人生がどうであったか、より、感動し、それを幸としている自分を感じます。

 職業に貴賎はありません。私は、働く事が出来た。それも小さな企業ながらトップにまでいかせてもらった。そして後顧の憂いなくリタイアする事が出来た。それも悩み苦しんでいた時よりずっと幸を感ずるのです。おかしいでしょう。

 これが、私の神経症人生です。

 今、65歳になろうとしています。健康でいられれば、もう少し、なにかやったろう!人生でもあります。人生に感動を持てる事が幸せです。そして...今を生きよう!

yukimiya 様

 コメントいただきありがとうございます。

 神経症に悩んでいるうちは誰もが「これさえなければ」と思うものです(防衛単純化)。しかし、後から振り返れば、神経質のおかげで助かった、うまくいったことも少なからずあるはずです。立派にお仕事を勤め上げられて、後処理にも気配りをしっかりなさったのも神経質ならではというところではないでしょうか。
 大自然の美しさに感動し、喜びを感じる、とお書きになったそれは、あるがままの境地、自在の心だと思います。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 神経質礼賛 1780.それでも神経質礼賛 | トップページ | 神経質礼賛 1782.体がえらい »

最近のトラックバック

2024年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31